狩野派を観に行った (2007/11/18)


2007/11/13

えーと。何だっけ。

今朝早く、パンクした。「スッポ〜ン」という音で起きた。

先日のリム打ちパンクの際だろうか、別の場面だろうか、 よくわからないが、とにかくサイドがバッサリ切れてバースト死亡現象。

昨日の帰りにパンクしてたら、またしてもかなり愉快な事になったと思う。 幸い、昨日はノーパソをしょってなかったけれども。 そういえば最近は「もしここでパンクしたらどうなるかな」 などと考えながら下りを走っている。 だからといって特に慎重にというわけでもなく、 考えている内容は 「今バーストしたらガードレール越えてドブの底まで飛ぶ」とかその程度ですが。

まぁ、肝心なものは svn でバックアップとってあるので 問題ないのですが。

問題なのはですね、タイヤですよ、タイヤ。 これでミシュラン7000円がパ〜。一瞬でパ〜。 ショック。 ガーン。 ズギャーン。

近所の自転車屋で2600円くらいのビットリ屋を買って来て、 今はめた。 うわ、何このタイヤ、新品なのに素手ではまるよ。 乗ってみると悪くないね、これ。 7000円もするミシュランなんてイラネ(むしろ買えね)。

ハウスドルフ次元

シェルピンスキー三角形は、寸法を倍にすると面積は3倍になる。

当り前じゃん?と一見思うが、 ふと思い直すと不思議ではある。 普通、平面図形というものは寸法を倍にすると面積は4倍になるものであり、 これは2次元だからそうなる、という説明をされることが多いと思う。

だったら、3倍になるこの図形は、2次元じゃないという事? とすると、一体、何次元なのか? そもそも、そんな事考えて何になるのか? という話はおいといて、とりあえず計算してみよう。 かさ=寸法**次元 だから、対数をとれば、log(かさ)=次元*log(寸法)であり、 すなわち 次元=log(かさ)/log(寸法)である。

   (/ (log 3)(log 2))
   1.58

正確な定義は(lim inf とかうまく説明できんのでw)とりあえず置くとして、 ハウスドルフ次元とは直観的に言ってこういうものであります。 フラクタルは次元が整数にならないとかどうのこうのというお話がありますが、 その中身がこれです。 御覧のとおり、直観的であり一見簡単です。 ところでこの数値が問題の空間の寸法と測度(体積とか面積とか)の対数比、 という以外に何らかの数学的に深い指標となっているのか、 というところについては現在調査中。

なお、そうと認識されることは当初はなかったわけだが、 歴史上、このテの図形の元祖はカントール集合なのだそうだ。 こいつのハウスドルフ次元は、寸法を3倍にすると長さが2倍になるので、

(/ (log 2)(log 3))
   0.63

GENGO

言語は第一にコンピュータが実行するために存在し、 それをたまたま哀れな僕ちんが読んでいるにすぎない。 とする立場(多くの場合、そのように明示的に宣言されることはないが)を PCIS 原理と呼称しよう。 久々に馬鹿的自作関数 reverse-string-region を使った。

誤解を避けるために書いておきますが、 僕ちんは、それを貶下するものではありません。 僻んでいるのです。 でも、僻んでもしょうがないわけで

(no (lambda (no life)))

とり

キセキレイが近所に戻って来た。

今朝は、ジョウビタキ(おす)が道の上でトンボをつかまえていた。

2007/11/14

かなり久々に lisp で書いている。仕事のコードです。

(equal nil ())
t

まえから不思議だったが、 やはりこれは、やや直観に反しているような気がせぬでもない。 それから cl 収録の reduce の挙動がよく解らん。 よく解らんままにとりやえず動いた。 よって、よく解らんままにうまく動かなくなる恐れが大いにあるわけだが、 まぁよしとするか。

書いてる事自体面白い言語というと、そう無い。 lisp かアセンブラだろう。

2007/11/16

ある朝のデザート。

うまくて死ぬ。

今日は夕食後、火鉢で餅を焼いて食べた。

はげしく萌ゆ。

ここ数日、自宅近所の池が干してあって、そこに中型のシギが数羽 来ていたのだが、その時は双眼鏡を持っておらず、 遠くのシギの種類を肉眼で見分けるほどの観察経験も視力も無いわけで、 今日、改めて双眼鏡を首から下げて出勤。

シギの足跡はたくさんあったが、今日はセキレイしか居なかった。

カイツブリがまだ夏羽だ。

帰りには、その池にハシビロカモが来ていた。 まだエクリプス羽。 コガモのなかにはそろそろ繁殖羽が生えて来てるのも居る。

遺伝子の速度

遺伝子をモデルにしたプログラミング手法というものがあって、 それなりに成果をあげているのは、 プログラミングに興味を持つ人であれば、 きいたことがあると思うし、使った事がある人も居ると思う。

だが、私が言いたいのは、そういう事ではない。 遺伝的プログラミングが凄いとか、役に立つとか、 かっこいいとか、クソだとか、そういう話ではない。

遺伝子をモデルとした問題解決のアプローチが、 そのように役立つものであるとするならば、 そして、それが計算として表現されるのであれば、 逆の見方もできるのではないだろうか。 つまり私が言いたいのは、自然界にある遺伝子も計算を行っている、 と言える、もしくはみなせるのではあるまいか、 という事だ。

そうであれば、計算の速度はどのようにして評価すればよいのであろうか?

いうまでもない。 遺伝子コンピュータのクロック、それは繁殖サイクルそのものである。 一回のクロックで行われる計算量は、個体の担う情報量と試行の数、 つまり発生する個体数の積で評価できるだろう。 これに生まれ出て、死に絶え、繁殖する、 このサイクルの頻度を積算することで、 遺伝子の計算速度は決まる。

もっとも、自然界では計算速度は遅いより速い方が良いとは限らない。 自然界ではなんでもバランスが重要だ。 CT境界直後でもあるまいし、 今の地球には生態学的空席は少なく、 必要の無いものに資源を費す生命のための場所など無い。 だが、計算が速い方が有利な場合はある。 処理する情報が多い場合だ。

つまり環境が激しく変化する場合がこれに当たる。 こうなると、遺伝子の計算速度が高速な種類は 30年に一回、しかも数人しか子供を生まない種類に比べると、 俄然、有利になる。 数日で性的に成熟し、膨大な数の卵を産む昆虫は、 早くも現代の気候変動に適応した個体群を産みつつあるのだという。

これに対し、我々の遺伝子の情報処理速度は泣きたくなる程遅い。 我々は熱帯で進化した。 そして、現在も我々は熱帯から一歩たりとも出ていない。 服と皮膚の間の気候は熱帯そのもので、これが温帯になれば風邪をひき、 寒帯になれば低体温で倒れ、 砂漠になれば熱中症で死ぬのが、我々人類である。

2007/11/17

狩野派を見に京都まで行った。

足がてら、自転車も持って行った。

45分待ってやっと入れた。中も大騒ぎだ。

正直、魅力は薄かった。 わざわざ行った割りには残念な結論ですが。 手本の画を見て修行するという手法の悪弊を感じた。

今回は、あらかじめこういう展開を予測して、 「フィールドガイド 日本の野鳥」を持って行き、 絵画に登場する鳥の種類同定を試みた。

パトロンの意向かサービス精神なのか 同じところ、同じ時期に居ないはずの鳥が画面に同居していて、 そういうところも変だった。

石田氏にきいた書店、一乗寺の恵文社にも行った。 こちらは非常に良かった。 はりねずみくんの絵本を買って来た。

行きの電車でみかけた愉快な吊広告。


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