寝込みカウントダウン (2007/11/28)


emacs

関数定義の中身を知ろうと思ったら、 どうするか?

とりあえずソースを見る、というのは普通だが(私もこれまでそうしてきたが) せっかく lisp なんだから、何かありそうである。 そこで、ちょっと調べてみた。

(symbol-function 'hoge)

これで関数 hoge の中身を見る事ができる。 普通の関数なら、(lambda hoge (moge)) みたいなリストが戻る。 つまり fset された中身である。 ただし、この出力は人の書いたソースコードみたいに綺麗にインデントされていないので、 あまり人が見るには適していないが、 とりあえず関数定義はこれで手に入る。 再帰があれば、リスト中に当該シンボルが出て来るあたりも非常にそれっぽくて、良い。

だが、byte-compile されたコードの中身はこれではよく解らない。 そこでマニュアルを見ると、 disassemble というそのものズバリな関数がある。 これを実行すると、 disassemble された一覧が一時バッファに展開されて閲覧できる。 だが、これではせっかくリストになっていたものが、 人が見るためだけの形式に変換され、コンピュータが解釈できるように 戻すのは、ひと苦労だ。

そこで disassemble の中身を見てみる。 どうやって byte-code から symbol を取り出しているのだろうか? すると、 byte-decompile-bytecode という そのものズバリな関数が存在している事が判った。 だが、ソースに比べて、byte code からこの関数を使って 引っ張り出すことのできるシンボルはずいぶん少ない。 様々な制御を単純なジャンプ命令に変換するなどして、 実行の効率化を図っているためのようだ。

MULTICS のソースが公開された今日このごろですが、皆様いかがおすごしでしょうか。

3

3連休だったので、小学校の頃からの友達と、 中国山地を乗った。

どえらい雪のために予定のコースは走れなかったが、 山サイあり、積雪ワダチ走行ありの、 最近、著しくナマって瞬間最大体重59kgを記録した 私にとっては、なかなか充実できる内容だった。

久々に、ほんもののカメラにほんもののフィルムを詰めて持って行ったので、 画像は皆無である。

50mm F1.4 を久々に使った。F値が小さく収差の少ないレンズは やはり圧倒的に正義である。 ズームなどの意味不明な機能にうつつをぬかし、 全てに焦点が合っているように見えてどこにも焦点が合ってない画像を 量産するよりも、 撮影したいものにきちんと焦点を合わせた写真が24枚手に入る方がずっと良いなんて、 言うまでもないと思うのだが、 どうして世の中こうなってしまったのであろうか。

などといいつつ、露出の勘はコンパクトデジタルで養った勘に ずいぶん助けられたのも、また事実である。 コンパクトデジタルの適正露出範囲の狭さはリバーサルのようにシビアである。 そんなわけで、また今日から GR-D の世話になる日々である。

むむむ。\ay さんはもう II ゲッツですか。速攻すぎ。

2007/11/26

友達のほんもののカメラが壊れたらしい。

もう部品が無いから分解すらできないそうだ。 つまり、分解したときにバネとかが間違ってビヨ〜ンと飛んで行ったら お手上げだから、 見積すら拒否されたらしい。

深く考えさせられる事実だ。

一線を越えるという用語があるが、 おそらく、複雑さにおいて一線を越えてしまった装置が身の回りにもけっこうある。 一番の有力候補はパソコンだ。 コンデンサがヘタったり、 トランジスタが焼けても、これを見分けて交換できる人は居ない。

プログラミング方面においては 様々な手法を使って、我々は尋常ならざる複雑さをなんとか克服してきた。 だが、これは所詮局所的、戦術的な勝利に過ぎない。 リスト神が憑依したときに書いた関数は、 今みてもどうやって動くのか、たった3日まえに書いた本人にすら解らない。 我々は日々増大する複雑さに圧倒され続けている。

そして、どうやら自動焦点機能というのは、 これもまた一線を越えてしまった機能なのではないか、 と最近思うのである。

気合いと根性で頑張れば作ったり維持できるが、 油断するとちょっとした不具合も直せなくなってしまうような、 そんな機能は我々の知能と手先の間尺に合わないのではないだろうか。 自分が書いたのに全然読めないコードを見て、 そう感じている私である。

などと嘆息するのはやめて、 所詮は書き捨てコードということで、割り切ることにした。 使い廻すコードがこれでは困るが、 要は動けばいい。 最後に勝てばいいのだ。がはは

2007/11/28

一個でも俺様の奇妙な脳髄を占有するくらいの仕事が 4つもいっぺんに動いている。

コンピュータ的にいえば、これをシステム負荷4というのである。

外から見ると、どれもが1/4くらいの速度で進行中のようには、残念ながら見えないのが、 俺スケジューラの貧弱なところ。

よく2ちゃんねるのサーバの負荷が20なのでちょっと待て、などとブラウザに表示されますが (最近はどうか知りませんが)、 あれは一個でイッパイになるような処理が20個いっぺんに動いてるという意味です。 人間では、ありえませんね。 そういう事になると人間なら心臓麻痺したり 脳の血管が切れたり欝になるものですが、さすがマシーンだ。なんともないぜ。 まぁ、熱ダレはしますが。

そんなわけで、RSS feed を作る暇が全然無いよ。 オートジャイロの記事も書きたいが、そんな時間も無いよ。 コンピュータを操作中に暇が出来ることがほとんど無いのだ。

喉が激しく痛いので、そのうち寝込む気もする。 更新するような面白いネタも無いが、 あんまり放置すると死んだとか思われても困るので、 更新してみた。

画像

実家にある、巨大な羽。 子供の頃、近所で拾ったものだと思うが、 何という鳥のどこの羽か、皆目判らない。 どなたかご存知ないだろうか。 寸法の比較のために一緒に写したナイフは全長20cmである。

もみじ

とり

11月22日、姫路でツグミをこの秋初めて見た。

昨日は、窓からウグイスがよく見えた。 なかなかかわいらしいいね。ウグイス。

今日は、窓からルリビタキ(めす)がよく見えた。 ジョウビタキだと思っていたが、ルリビタキだったか。 もちろん、ジョウビタキも居る。

それから、モズ(おす)がはやにえを作っているのを見掛けた。 毛虫をぶらさげたままあちこちうろついて、 具合の良い場所を探し、桜の枝の又に1分くらいかけて、念入りに挟んでいた。

みたもの


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