追憶のアメリカ(2008/01/29)


2008/01/27

このアジサシが、飛んでいると凄くかっこいいのですが、 浜で座っているところはとてもかわいいのです。

けっこう大型で飛ぶとスピードもあります。中型のカモメくらいのサイズです。 ユリカモメよりひとまわり大きいかな。

仲間の人々の発表も無事おわり、 昼にはピザを食いすぎて、若干腹の調子もおかしくなりつつ、 数値演算を二ついっぺんにまわしてコア二つをまんべんなく使い倒して 温もったノーパソをラッコのように腹に載せて作業していると、 なんだか和むフロリダの夕方ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

アメリカはインチとかオンスとかファーレンハイトとか、 聞いた事の無い奇怪な単位なので、 天気予報を聞いても暑いのか寒いのか皆目見当がつきません。 そういえば K&R の例題は、ハロワの次が摂氏華氏変換でしたかね。 そんなことを思い出しつつ(無論、コードの中身は完全に忘れていますから、 計算できませんが) 当地のFM放送を聞いていました。

当地のFMのなかでは、92.5MHzのスペイン語放送が圧倒的に、 音楽のレベルが高い。

今日は、浜からイルカが見えた。

2008/01/28

二日ほど、朝に浜で走ってみた。 往復10kmほどか。 今はものすごい筋肉痛になり、階段の登り降りに難渋している。 後ろから白人の女がえらい勢いで追い付いて来たので、 俺と勝負するつもりか?走り方を教えてやる! と気合い入れたのが間違いだった。

街にでかけて、ちょっとイタリヤ料理を食ってみた。

パスタは茹ですぎだったが、味はまぁまぁいけた。 ここに来て、はじめてマトモなものを食べた気がする。 $20 くらい?

宿の前の海では、カツオドリの群れがドボンしている。 カツオドリは外洋で採食し、繁殖するのは絶海の孤島なので、 岸から見える事はほとんど無いというのが通常で、 例外は台風で吹き寄せられるくらいといわれているのだが、 このあたりでは毎日見られる。

今次出張のライフリスト。

  1. blue jay 派手なカケス。南フロリダ大の敷地
  2. brown booby いわゆるカツオドリ。宿の前の浜で採食
  3. brown pelican 絶滅危惧種だそうだが、そこらに普通に居る。同上
  4. double crested cormorant 同上
  5. eurasian collared dove 宿の庭で
  6. forsters tern 宿の前の浜
  7. great blue heron アオサギ? 同上
  8. great egret ダイサギ?同上
  9. green heron 背中と頭が深い緑の綺麗なゴイサギ。学会会場の庭
  10. herring gull 大型のカモメ。宿の前の浜
  11. house sparrow 会場建物内に侵入
  12. laughing gull やけに慣れなれしいカモメ。前の浜
  13. masked booby 同上
  14. mourning dove ヒヨドリくらいのハト。宿の庭
  15. northern gannet これもカツオドリ。前の浜
  16. ring billed gull 慣れ慣れしさを超え、厚かましいカモメ。同上
  17. royal tern 大型のかっこいいアジサシ。同上
  18. sanderling スズメより少し大きい、とても小さなシギ。同上
  19. sandwich tern 小型で上品な飛び方のアジサシ。同上
  20. turkey vulture そこらへんに居る、アメリカ産コンドル。 鼻が効くらしい。そこらへんの上空にいくらでも居る。

しかしここらへんは本当に食い物がひどいので、 腹が減ると somewhere but here に行きたくなります。 むしろ anywhere but here に行きたいです。 絶対、ペリカンの方が良いモノ食ってるよ。 マクドが繁盛するわけだ。 まぁ仕事だから、行く先はあんまりえりごのみできないわけだけど。

2008/01/29

フロリダの空港の待ち合いに無線LANがあって、 そこで繋いでみたら、凄くちゃんとつながった。 アメリカに来て、はじめてまともに通信できた。

告白しますと、前日から機内食(nwa ですよ、しかも。w)が 楽しみでしょうがなかった私が居ました。 空港でみやげものを買うような大人にだけはなりたくない、 と思っていたが、空港で土産ものを買った。 ままならぬものであり、世の中とはこうしたものだ。

帰りの飛行機から見る、北極海。


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