http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/7246969.stm
HIVウィルスを発見し、ノーベル賞までもらった学者が、 「HIVワクチンの研究は始まった当時と比べて何の進展も無く、 開発できる見通しすら無い。もうダメだ」と泣きいれてるぞ。
数理科学で名前が通った難問は数世紀というスケールで追求されてきたし、 現在も追求されている。 他の事をやっていれば、それこそ大変な仕事をなしとげたはずの数々の才能が、 そのまえに力尽きて倒れたものだ。 物理でも、ナントカ統一理論(よく知らない。すまん)というのを作るために、 ものすごい人々がどえらい予算を使い、へんてこな施設をこしらえて、何十年もふん張ってるのだ。
20年かそこらで泣くな。ヘタレ。弱虫。
Bologna のビルの巣棚です。時刻は真夜中。この後ろ姿は紛れもなく ハヤブサ、 Falco Peregrinus です。膨らんで、寝ているところでしょう。
はやぶさの繁殖はもう始まっています。
去年は多摩川で、正月あけにペアの物凄いデモ飛行を見ましたが、 そろそろあちこちの巣に繁殖ペアが戻って来ているようで、 こんなふうにあちこちの web cam にたまたま親が映っているのが幾つかありました。 さっそく、今年の web cam フォルダを作った。
ハヤブサ以外に、 今年はカメラのある巣でフィンランドのイヌワシが繁殖してくれるといいのだが。 一昨年は2羽が無事に育って、なかなか良かったのだけれど、 去年は中継が始まった時にはすでに 親と変わらない大きさになっていた。
なんばのジュンク堂にいきました。
えのもとの「ムーたち」2巻が出てたのに気づいて、買いました。 買ってよかった。
これは作品の評価としては副次的な話になるわけですが、 爆発的に増大する探索空間とか、高階の抽象とか、 そういう根本的でありかつ興味深い話題を 非常に鋭く面白く生き生きと描いてあるのも 素晴らしいですね。 こういう作品が生まれるうちは日本の情報処理技術も安泰だと思いました。 しょうもない教科書や技術書を読むよりこっちの方が役に立ったりして。
ケネス クラークのダヴィンチは無かったので、 帰宅してからアマゾンで注文しました。 来週には来るそうだが、ホントかよ?
送りましたっていうメールがさっき来たぞ。うひ
私は中国の文学や中国の歴史や、そこに登場する人物や、 さらに料理とか拳法とか美術とか そういうものが非常に好きです。
中国の歴史には、たとえば凄い人徳があるとか、とにかくすごい人たちが 多数登場しますね。 孔明とか。 それに詩歌も良い。酔っ払って池に映った月をつかまえようとして 池に落ちて死んじゃったりとか。 とにかく、みんな気合い入ってたり仁義友情に厚かったり頭がよかったり 酒がつよかったり風流だったり馬鹿力があったりして、ものすごい。 日本の戦国時代の武将くらいなら私でも勤まりそうですが、 あれは絶対無理です。 とにかく最高にかっこよくて、憧れたものですよ。
居間からだと望遠鏡の焦点が合わないほどの至近距離なので、せっかくだから 隣の部屋から観察してみた。 見慣れた鳥であってもこの距離からじっくり見る事は少なく、けっこう面白い。 望遠鏡で狙っても、多少こちらを気にはするが、飛び去る気は全く無い。
舌をべろーんと出してるところ。舌はこのようにかなり長い。 もっとも伸ばした瞬間を撮ろうと思ったが、ものすごくブレてどうしょうもなかった。 これもかなりひどいブレだが、本人が素早く動くので今日のところはどうしょうもなかった。 一番伸びた瞬間で、クチバシの先から3cmはのびていた。
口をあけたところ。下顎の皮膚は、かなり薄く、柔軟に伸びる仕組みになっているのが判る。
眼球の角膜(かな?)は単純な球面ではなく、視界と解像度を両立すべく非常に複雑な曲面になっているようだ。 後縁の曲率はすこし小さめ、前縁の曲率はすこし大きめだ。 口もとと鼻孔付近に頑丈そうなヒゲが生えている。
余談だが、この距離では眼に焦点が来ると頭の輪郭には焦点が合わないのである。
正面。正面付近は、両目視できる眼球の配置になっている。 鳥の眼について私が非常に興味深いと思うところは、このように正面から見ても側面から見ても、 ちゃんと瞳がまんなかあたりに配置されて見えるところだ。 多少は頭骨内部で眼球の方向を変えられるのだが、そんな事をしなくても、 全部いっぺんに見渡せる設計なのだ。 眼をキョロキョロさせなくても全部見えるのなら 死角も少なくなるし、 どこを見ているか悟られないので、 その方が良いに決まってる。
右眼がわかりやすいが、角膜の形状は単純な球面ではなく、 怪しげな曲面になっている。
ほぼ真後ろ。この位置でも、左眼からこちらが見えているのが判る。 見えるか見えないか、で言えばほぼ360度全周が見えているようだ。
木津川の河原でオオタカ2羽とノスリをみかけた。どちらも非常に遠かった。
お。ケネスクラークのダヴィンチが来たぞ!バッバッバ!!
なんだ。この本の初版は戦前(1936)に書かれたのか。 すなわち、これもまた奇跡の1930年代の知的遺産だったというわけだ。
期待に違わず超絶に面白いよ。たまんねっす。 これでしばらく現実逃避のネタに困らずに済むぞ。
こういうのを見るとまたヨーロッパに行きたくなりますな。 しかしルーブルやナショナルギャラリに行っても素描は普段、見られないしなぁ。
ヰキペディアによれば、ハバネロは公式には500キロ SHU の辛みがあることになっているが、 なかなかそこまでの値を持ったものを収穫することは容易ではないようで、 普通は200キロ前後らしい。
そんななか、2007年に最強唐辛子の座をハバネロから奪い取ったといわれる インドの Naga Jolokia 種は、普通に種を蒔いて800キロから1メガを達成するというから凄い。 参考までに熊や性犯罪者を撃退する用途で販売されているスプレーが2メガである。 そのパワーは容赦なく、わずか一粒の種ですら、口腔内の苦痛が収まるまでに30分を要するという。 現地では「毒唐辛子」もしくは「死霊唐辛子」とも呼ばれる。
用途は
なお、これを材料にした象避けの発煙筒があるという。食うなよ、そんなもん。
でも、正直に言うとちょっと興味がある。だって死霊のペペロンチーノですよ。 死霊ですよ、死霊。 ゴッド ブレス ミー