すずめ大会 (2008/08/10)


2008/08/05

すだれを吊す梁は、鳥食堂に近いと鳥が警戒して来ないので、 全面的に構造を改めて施工しなおした。

ノコギリで竹筒に穴をあけ、ナイフでぐりぐりーっと広げる。 柱に生やす脚となる、竹筒を二つに割る。ナイフを当てて上からぶっ叩けばいい。 ゴリゴリっとまっ二つ。 ぐりぐりっと削って寸法を合わせ、脚がいっちょあがりだ。

こう書くといかにも私のナイフが凄く便利な道具のように見えますが、 実際に便利なのは段取りを考え必要十分な精度を得られる加工を素早く選択実行する 私の方でありまして、刃物はべつに何でもいいんです。 この加工自体はカッターナイフでは刃が薄く、すぐに折れたり刃こぼれするので、 斬鉄君のほうが多少便利だったとは思いますが。

画像はその柱に生えている脚。この柱が梁を支えており、 梁からすだれが藤蔓で吊ってある。

箸を作った。案外大変だった。

先に電子レンヂで竹を乾燥させてから作業したのだが、 ものすごく竹が硬くなってしまったので、 段取りが逆だったかもしれん。 なんせ、指の皮がめくれたほどである。

すずめ

うちの食堂が人気な様子。

人間はすだれの後ろに椅子に座ってレリーズスイッチを握っている。 カメラは三脚に載せて窓のすきまから外を向いている。 すだれの後ろでじっとしていれば、あまり気にしないようだ。

7羽が箱にぎっしり詰まってる事もあった。よく喧嘩にならないな。

じょうろ

今もこういうものを日本で作ってるところがあるとはね。 全部プラスチックの中国製になったと思っていたよ。

妻が近所のホムセンで発見して買って来た。でかした。

切傷にはアロンアルファ

擦り傷にラップというのは1億国民の総意となって既に久しいわけですが、 キレイに切った切傷にはアロンアルファですよ。

よく切れる刃物はうっかり触るだけでスパっといくわけで、 危ないという反面、切口を左右からぐいっと押えると血がピタっと 止まります。切口が綺麗だからです。

綺麗だからといって清潔というわけではないので、 油断は禁物であり、できれば多少の出血はさせてから塞いだ方が良いとは 思いますが、そのへんは現場の判断が求められるところだとは思います。 まぁ、いずれにせよ、血が出っぱなしというのは痛い事もあるし、 ウザいし、 第一、そのままでは作業が続行できませんから止血は必要です。

ところで切口が綺麗に切れていれば左右からぐいっと押えて血が完全に 止まりますから、その状態で接着してしまえば、 それで治療は完了です。

これは速攻で、かつ非常に安上がりですよ。 しかも数分後には普通に使え、怪我した事すら忘れてる。

切ったのはファインセラミック棒をかけたばかりの包丁で、斬鉄君ではありません。

そういえばあのナイフでは怪我してないのですが、これは設計の勝利なのです。

そもそも「安全な刃物」なんて無い。 テクニックや段取り次第でいろんな事ができる、 という同じ事実を違う風に述べれば、 刃物は扱いを間違えると怪我するし、武器にもなる、という事でもある。 安全性を確保するのは道具の責任ではなく、全ては使う人間次第という事です。

人間が間違いを犯さなければ安全であり、 間違いを犯すのは不注意が原因です。 不注意をなくすには緊張が必要。 使う者が気を抜かない事でしか安全は確保できないのです。 そのためにはどうすればいい? そこで発想の転換ですよ。

手が刃にかからないような形になってたりする、中途半端に甘やかした設計がかえってダメなんですよ。 刃の手前にでっぱりがあったり、指がはまる凹みがきざんであったりしてね。 ああいうのは、油断して性根もブったるんでくるし、第一、いろんな持ち方ができず便利が悪い。 だからもう、うっかり間違えたり手が滑べっても大丈夫な仕組みは一切用意しない。 「ナメとったらバッサリいくで」方式です。

こういう設計は、誰しもに通用するものではないかもしれませんが、 まぁでもだいたい、人間なんて甘やかしたらロクな事にならないんですよ。

2008/08/10

メジロがこの木の実が好きで、去年もたくさん来ていたが、今年もよく来る。

羽の生え変わりでボサボサだ。メジロはまだかわいいほうで、ヒヨドリなんて貧相で悲惨な感じ。 一瞬「病気か?」って思うくらい。


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