ひとやすみ (2008/10/19)


アメリカとは

アメリカといっても広うござんすけど、 とりあえず気が付いた範囲で

ついでにメモ。DCの地下鉄の乗り方。 自販機のインタフェースがかなり奇怪なのだが、これを解説する 日本語文献はみかけないので。

  1. 目的地までの値段を調べる。値段にはオフピーク割引があるが、 その時間はまっくらけなので多分、乗る人は少ないと思う。
  2. カネを入れる。なんと、札とコインの両方が使える。 ただし、札は5ドル以上買うのでなければ、 5ドル以下を使うべき。理由はあとで述べる。 ツリは出る。
  3. シーソースイッチを操作して、表示金額を増減させる。 これにより、買いたい値段に調整する。 調整範囲には限りがあり、10ドル投入すると5ドルまでしか下がらない。 つまり10ドル入れて3ドルの買物はできないのである。 スイッチは二つあり、左のは大きい金額が増減し、右のは微調整である。
  4. 欲しい金額に調整できたら、決定ボタンを押す。 パスが買える多機能型と、簡単なタイプで、決定ボタンの位置が違う。
  5. 券と、もしあればツリが出て来る。
  6. 何か疑問に思ったら、決定ボタンを押すまでならキャンセルボタンを押せる。

このへんてこな段取りと5ドル制限のあたりに、ちょっとムチャをすると 愉快なバグがいろいろとありそうな感じが充満しているが、 解らずにウロウロしていると職員が助けてくれるのでそんなに困らないと思う。 それから、あとから券の金額を増額できるらしい。 が、地下鉄はわりと油断のならない乗物で、表示をよく注意して見てないと 変な路線の変な方へ行ってしまうので、 それにチャレンジする余裕は無かった。

目的地までの倍の金額を買えば、往復できる。 この場合は行き先で改札機から券が出て来て、帰りもその券を使う。 つまり途中下車可能。

かまきり

ある朝、ベランダの鳥食堂脇のとまり木(妻がそこらへんに落ちていた枝を てすりにヒモでくくりつけて設置したもの)にカマキリが居た。

やたらと落ち着いていて、ここが気に入っているらしく、接写しても一切、動こうとしない。 何枚か撮影したあと、こっちも忘れていた。 どうやら翌日まで、こやつはその後、ここから一歩も動かなかったらしい。というのは、

翌朝起きたら、いきなりそこで産卵してたのである。

2008/10/19

とりあえずいろいろやる事は残っているものの、 人生におけるこの局面は一段落したので、久々にゆっくり散歩する気になった。 今日の散歩の目的の一つは、アケビ取り。 腰にカメラとナイフを吊って、首から双眼鏡さげて、自転車でGO

こんな感じである。さすがに簡単に登ってとれる場所で、 ここまでまとめてなってるのは珍しいのではないか。 人生において久しくやってなかった木登りなどして収穫する。

アケビの見付け方だが、これが大抵は、ごじゃごじゃのツル植物に埋もれてよく判らないわけで、 目視での発見となるとけっこう難しいわけです。 そこで、案外有効な方法があるのでここで紹介しましょう。

アケビがなっている時期は、まだ柿も熟してないものが多く、 花の季節も終っているので、 メジロの好きな甘いものというと、これが案外アケビくらいしか無いわけです。 だから、それっぽい薮でメジロが「ちゅるちゅる!ちゅるちゅー!!」などと 怒っていた場合、それはおそらく俺に 「あっち行け!シッシ!!」と言ってるか、あるいは他のメジロに そう言ってるか、まぁいずれにせよ、そこにはアケビがあるわけです。

奴等の食事を見付ける能力とセンスは、 腹が減れば店に行けばそれで済む我々を遥かに上回るのは当然であり、 これをよく観察した方が自前で探すよりも確実なのである。 なお、この戦略自体、奴等野鳥のほうでも怠り無く活用しているようで、 互いの行動をよく見張っていて新たな餌場の情報はあっと言うまに広がるのである。

自転車のところに戻ったら、デカいスズメバチがサドルのすぐ横に群れていた。 一瞬たまげたが、こいつらも自転車や俺様への攻撃が目当てというわけではないので、 ゆっくり接近して激写。


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