くんせいかんせい (2008/11/27)


自作こたつ

最近、よく工作をするのでホムセンに行くのだが、 行けば行ったで変なものを発見してしまうものだ。 以前なら、道具なら道具屋、材料は材料屋で調達していたものだが、 田舎では、その手のものは全部ホムセンに行かないと売ってないのである。 道具屋なんて無いし、材料屋も無いからである。 いや、木材ならば、材木屋はあるかもしれんが。

ホムセンというのはおおむね「東急ハンヅ」などと同じものである。 東急ハンヅはこまごまと上に積み重なった構造であるが、 あれを2次元空間にマッピングしたらホムセンのできあがりである。 というのは、田舎なので床面積が凄んごいのである。 すなわち非常にだだっぴろい。 売ってるものは、ハンヅにくらべるとだいぶ安い。 それから、ハンヅとは別のビミョーな意味不明商品を、よくみかける。 特に衣料コーナーがその手の意味不明商品の宝庫である。 この説明でもよくわからない人は、ここで 第809話のウォノレマートの回を見て下さい。 これにでてくる、某ウォノレマートみたいなものだと思えばいいです、 ってだいぶ東急ハンヅと違う感じですね。まぁいいや。

そんなわけで、最近はラヴ ホムセンである。 何か買うものがあってでかけても、何を買うのだったか忘れてしまい、 代わりに道具コーナーに刺さって変な要らんものを買って来てしまったり、 といったありがちな展開もたまにある。 道具コーナーでは、よく本職風の人もみかけるのであるが、 本職の人はあんなええかげんな道具を使って仕事になるのであろうか? 俺がたまたま思い付いて月に一回くらい使うのと、ワケが違うはずだが。 余計なお世話か。

前置きが長くなりましたが、そこで偶然みかけたのが、 コタツの温まるところだけ、という商品である。なんと2980円。

これを普通のちゃぶ台の下に取り付ければ、速攻でコタツのできあがりである。 これもおそらく一連の意味不明商品の一つではないかと思うのだが、 どうなのだろうか。 それとも コタツのヒーターというのはそんなにしょっちゅうブっ壊れるものなのであろうか。 なお、パッケージには「コタツが生まれ変わる」 などと書いてあるが、これを使うかぎりは、たとえ生まれ変わったとしても コタツのままである。 あ、背後の書棚のビミョーな蔵書群は無視してくださるようお願いします。

これを買って来て、うちのちゃぶ台をコタツに改造してみた。

ごらんのとおり、普通のちゃぶ台である。うちに来たことのある人は、 見た事があるかもしれん。 取り付けネジは付属しているので、取り付け箇所を右のように工作するだけでいい。 ヒーターユニットは夏は外して収納しておくのである。 その場合、ちゃぶ台の脚が折り畳めるように取り付け箇所の配置を 45度斜めにしてある。 取り付け部には10mmの木工ドリルで15mmほどの深さの穴を二つあけてあり、 そこから30mmの木ネジが天盤に刺さっている。

この記事の結論はこうです。 すなわち、これさえ買ってくれば、 大概のテーブルを速攻でコタツにすることができます。 ガラステーブルの場合は適当な寸法のアングル材と 3Mのキョーリョクな両面テープが良いかもです。

くんせい

段ボールの箱に肉を吊します

キョーレツに排出される噴煙。モックモクにしてやんよ。ゲホゴホ

火災放置器じゃなくて報知器でツーホーされても困るので、 ご近所には一応周知。

できあがり。加工まえは950gだったのが750gに減った。おおむね4分割し、 3つは冷凍した。塩かげんだが、良い感じ。 さっそく、ベーコン + にんにく + 唐辛子 で例のパスタ作って食った。 ウマー。

肉は2000円くらいだった。チップは近所で拾って来た桜の木なのでタダ。 燃やすステンレス皿が300円くらいかな。 箱は宅急便か何かの荷物が入っていた段ボールである。


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