いろいろ再起 (2009/03/28)


2009/03/27

今日からようやく工作再開である。

まずは表札を作った。うはは。 100x100x1mm の真鍮板を糸ノコで切りぬいたのだ。 カッコイイだろ。笑。 最寄りのコーナンに細工用の糸ノコ刃を売っていたので、 こうなった。 弓はなぜか、昔から持っている。

「藤」の字の形を考えるのが一番大変だったが、 気に入っているのは、ゼビウスのブラスター照準みたいな「田」の字。 当然だが、まんなかのバッテンから切り始めた。 そしてこれもまた当然だが、 切ってる最中は「あー、これってリックドムだよなー」とか思った。 久々の糸ノコはだいぶ勝手を忘れていて最初は大して切ってないのに刃を折りまくり、 このままじゃ全部切り終るまでに刃が無くなっちゃうよ、と思ったが、 いろいろ段取りがうまくなって最後は完全新品刃を一本残して完成したよ、はぁはぁはぁ。

なお、糸ノコ刃に機械油を塗って作業すると刃の持ちが全然違うし、 作業性も断然良くなる。 どうやら、これはあらゆるノコギリものについて全て同様に成り立つ法則のようであり、 木材を普通の両刃ノコで切る時も、廻し引きノコで切る場合も、鉄を弓ノコで切る時も、そして糸ノコでも 刃の潤滑は非常に重要。

そのうちピカールか何かで鏡面仕上げしてやろう。

さて、ナイフであるが、ここにきてようやく作業再開である。

以前、うまくいったように見えると書いたローづけだが、 じつは、引っ越しまえの段階で、横から強い力を加えると、 ローづけ部分にひびわれが生じるのを発見していたわけです。つまり、うまくいってないらしい。 何度加熱しても、横に曲げるとひびわれるので、これは完全に失敗ですな。 やれやれ。こりゃ気合いでバラすしかないね。

もう、3mmのステンレスピンをがっちりカシメてしまったので、 これをバラすといっても並大抵ではないが、とにかくやるしかない。 6mmのドリルでピンの上から掘って、カシメてピンが太くなっている部分を掘り飛ばしてしまう事で、 分解した。 掘りすぎてドリル刃が鋼まで当たらないように気をつけないと、 ドリルが折れたりいろいろややこしい事になると思うので、慎重に。 当然、掘った方の鍔はもう使えないので捨てるしかない。あーあ。

ローづけ面を見ると、ほんの周辺部分しかまわってない。 そもそもフラックスが中まで行ってないよ。やれやれ。げっそりだ。 これだから自分でやるローづけは嫌なんだ。

銀ローといえども一番融点が低いタイプははんだゴテで十分融けるので、 ローづけ面にはんだゴテでローを塗りたくって、あわせた状態でバーナで加熱すれば、 ぴったり付くんじゃないか?と思ってやってみたら、これはかなりうまくいった。 ローづけ失敗の原因の一つが、母材の温度ではなく炎でローを溶かしてしまう事だが、 これならその失敗は無いわけだ。 次の本番はこれで挑もう、 というここまでが引っ越しまえの進捗。

今日は、破壊した側の鍔を作り直した。 まだできてないけど。 なんせ、刃に接する面を完全な平面に研削し、そこに反対側と完全に同じ向き、同じ場所に ピン穴をあけ、そこからこういう形にしなきゃいけないわけですよ。 右側が引っ越し前に作っていた、ほぼ完成品、左が今作ってるやつです。

こいつはSUS304ですからね。この過程はむちゃくちゃに大変です。 刃を作るよりずっと大変だって本末転倒だけどさ。 さすがに何回も失敗したおかげで、だいぶ手慣れてきて、 ここまでヤスリは刃と接する面を平面化するのに使っただけで、あとは全てグラインダで削った。 風の谷っぽい防塵マスク買って来たので、強烈飛び散る金属及び研磨材粉末もへっちゃらだぜ。

まだうちにジョウビタキが居る。

電話局から遠いせいか何か知らんが、今度の家は非常にネットワークが遅いな。 youtubeもまともに見られないよ。何か対策考えなきゃ。

2009/03/28

今日も今日とて、引っ越し関連工作とナイフ製作の続き。 屋外に設置する棚を一つ作った。 それから、腕時計の電池が昨日切れたので買って来た。 電池切れのサインとか一切無しに、いきなりキレやがった。何なんだこいつは。

鍔はおおむね完成した。明日は再起をかけたローづけ。 さてはて、うまくいくのかな?

徒歩で patagonia 鎌倉店に行けるのは良いね。ズボンを2本買った。 鎌倉を歩いていると、常に視線を感じる。 視線の主は、上空のトビだ。 食い物を持っていて、 どんくさい奴、油断してる奴は居ないかと、常に見張られている。


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