近況… でもないか (2009/07/30)


ボウイナイフとは

武士の魂が刀なら、アメリカのカウボーイの魂がボウイナイフである。

現代の名工としてアメリカの魂を作り続ける、 伝説のナイフ職人が居る。 アメリカのカスタムナイフメーカーとして初めて 1973年にダマスカス鋼の製造(というか再生)に成功した数名の一人でもあり、 American Bladesmith Society の創立メンバでもある、 Bill Bagwell 氏である。 ABS 創立メンバというと、それこそ伝説的な錚々たる名工揃いである。 これは日本でもそこそこ有名な Bill Moran 氏(故人)などもその一員だが。

Bagwell 氏は今も現役である。 現役どころか、ますます盛んである。 今も Sharps Rifle (南北戦争時代の 黒色火薬を使う単発銃)で500m以上の長距離射撃を アイアンサイト(望遠鏡じゃない在来型の開放照準器)でこなす、猛者なのである。

俺は、魂系のものに弱いらしいね、どうやら。

彼が作るものは、何が他の人と違うのか、とちょっと考えてみました。 「Bill Bagwell はナイフ界の Chuck Berry だ。 もっと巧みに、あるいは速く弾く者は他にも居るだろうが、 やはりそれは Chuck Berry のリフでしかない」 という名言がありましてね。 まぁそんな感じですよ。 シャンソンなら Edith Piaf みたいな。 そんな感じの Bill Bagwell さんです。

俺は自分でナイフを作り始めてからこっち、誰かのナイフを欲しいと思った事は 一度も無かったのだが、 この人のナイフは初めて欲しいと思ったね。 注文しちゃおうか。 棺桶ハンドルの Hell's Belle というモデルが彼のファイティング ボウイの真髄である。 そりゃもう素晴らしいできばえですよ。 グっときちゃいますよ。 しかしそんなの買ってどうするんだ俺は。 刃渡り35cmのファイティングナイフだぜ。

ぐっ

判ったよ。力強くて美しいものに弱いのですよ、私は。

2009/07/29

「俺は所詮、インターネット上のやりとりなんてどうとも思ってないのさ」

みたいな事を逃げ口上でほざく奴が、 たまに外国でもみかけるところからすると、 こういう情報弱者の僻み節全開な日刊ゲンダイ的 古きよきオッサン視点は日本に限定されない現象 なんだな、とも思いました。それもそうですよね。

で、そういう事を言った奴に対して、 「それじゃお前に良い事を教えてやるよ。 インターネットだからって何か特別な事があるわけじゃない。 これは死んでも3回までやりなおせるゲームじゃないんだ。 どこにもリセットボタンなんて無いのさ。 それをタイプしたお前も、このメッセージを入力している俺も、 切れば痛いし血も出る人間なんだよ。」 と言った奴が居たそうです。

俺じゃないですよ。

2009/07/30

都バスでみかけた、いかすポスター。

ごらんのとおり、ビッグなサイトで行われるあのイベントに 14,15の二日間、 東京都交通局自動車部営業課が出展するそうです。 そこで、みんくるグッズを販売するそうです。 何なんすかね、これは。 とりあえず「もえー」とでも言っておきますか、ここは。

うちの近所の角っこの家の庭でヒヨドリが巣かけてた。

発見してから3日で巣だったのか居なくなった。速攻すぎる。 さすがヒヨドリ。

通勤経路にあったツバメの巣から、全員巣だったらしい。 昨日は夜中も誰も居なかった。そのまえの日までは、夜は巣に戻っていたのに。 今日は2羽ほど戻っていた。

駅前のイチョウの木にスズメが集まるようになった。 手が届きそうなところの枝で丸くなって寝ているのがイイ。むふー

ねぐら入り。


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