何年ぶり、というくらい久しぶりにビデオ屋に行った。
レッドクリフの後半とバガボンドをかりてきた。 つまりマンガの貸し出しもやってるんだ、そこ。
レッドクリフ長かったが、気合いで見た。 レッドクリフって、あれですよね、アメリカのテレビドラマの 「ロスト」みたいなとこがありませんか? つまり全篇気合いがみなぎりすぎていて、どこがヤマ場なのか 見てる方は直観的に掴むことができないために、 常に話のスジを追っていく必要があるのです。 見る方としては、そのオーバーヘッドはしんどいわけです。 どこをどう切っても面白いものを作ろうとした成果なのであろう。 しかもそれが140分。 多分、140分という時間尺度自体も気合い、というか中国的な サービス精神の発露なのであろう。
数学の定理の証明じゃないんだから、 もうちょっとチカラを抜いてものを作ってもらいたい。 それは手抜きとは違い、娯楽作品というか、感性に訴えるもの一般を作る上で、 必要な事だと思う。
バガボンドは電車で読んだ。
銃があるのに刀を選ぶという点でスポーツ的で、 そこらへんが現代に通じるものを持っているわけです。 しかしそれだけではツンの無いデレなわけで、もえが足りない。 一方、負けたら死ぬというところがスポーツじゃないわけで、 あるいはヘミングウェイに言わせればそこが真のスポーツなわけで、 そこらへんが神秘主義的な要素というか、 万人との共有を拒む高踏的な要素になっている。 かくしてめでたくツンデレの完成であり、 チャンバラというのは実に魅力的なテーマだ。
このまんがは、いつの頃からか、動きの表現という点で一つの頂点を 極めたように思う。 駿とか 5c BC あたりの古代ギリシャ彫刻なんかに匹敵するレベル。すごい
本年初出勤。
あいかわらず、社内失業状態である。 今日は対数正規分布と高次モメントを勉強した。 3次が非対称性の指標というのはある程度自明に思えるが、 4次のモメントが尖り具合を表すというのは直観的にどう理解すればよいのかのう。 すぐに、正規分布をいろいろといじくって、 4次のモメントを計算してみることができるとは、 それにしても便利な世の中になったものよのう。
ある種の分布が 背後にあるダイナミクスの署名となっている場合が往々にしてあるらしい。 いま、対数正規分布の背後にあるダイナミクスとはどういうものか、 というあたりも勉強中。
キジバトの相互羽づくろい
なんというリア充。
しかもこのモフりっぷりも凄くないですか。 とっつかまえてムフっとやりたい。 むしろ枝になりたい。
鳥はアタマのてっぺんがなかなか届かないので、 そこを掻いてやると非常に喜ぶのだ。
こいつらは、去年までよく来てた夫妻と別個体なのである。 妻は「つねお」「つねこ」と呼んでいる。
ついにメジロが籠に入ってミカン食べた。
そう、小金井からここまで持ってきたんだ、この籠。笑。 小金井の西友で買ってきた籠を、上半分はメジロだけが出入りできそうな 間隔にハリガネを残して、ふたつ連結したものである。
メジロのリラックスぶりが笑える。そのうちここで昼寝するぜ、こいつ。
いしださんがうちに遊びに来て、 おみやげにいただいたイカす和菓子セット。
非常におめでたくて、しかも洒落てる。
容器が丸いので、蓋を開くと元に戻すのがなかなか難しい。