はげしく連休あけ
連休中はボーン3部作を全部まとめてみた。
北鎌倉の明月院に行った。ハイキングがてら、 山道をとぼとぼ歩いて30分くらい。 つまり北鎌倉駅はうちから徒歩40分くらい。 さすがに鎌倉駅よりは遠い。
連休中に、シロハラがうちの水場に来るようになった。 「ペポパ」とか言いつつ、地面をほじっている。 ヒヨドリも来るようになった。 奴等がうちの庭に来るのは、食糧目当てではない。 水場と、なんとなくここには鳥がいつも一杯いて、 なんとなく安心できそうだから、という理由である。
この境地に至れば、うちの庭ももはや食堂ではなく、 生態系である、と主張してみたり。
霜柱
通勤に3時間もかかり、時間の無駄なので自宅勤務でガリガリと計算/調査中。
しかし、肉体的に何もしないと健康上良くないので 自転車でそこらへんを軽く走ってきた。
俺が火鉢の炭に点火している間、すぐ後ろでヤマガラとかメジロが 何か言いながら食事している。 鳥は、いわゆる「地鳴き」といわれる鳴き方の他に、 ごく近くでないと聞こえない小さな声で、いろんな事を言っているのである。 おそらく、ほとんど研究されていない分野であろう。
シジュウカラやヤマガラは枝にとまったままヒマワリのタネを足で掴んで、 クチバシで突ついて割って中身を食べる。
これはかなり器用な事なので、感心していると、 やはりたまに彼等とてうっかり落してしまう事がある。
驚くべき事に、そこから急降下で落したものに追い付き、空中で拾って 元居た枝に戻るのである。 「今から下に向かって飛べば、あれに追い付いて、 かつ、地面にぶつからずに戻って来れる」 という見当をつけて、実際に追い付くというのを 0.4秒かそこらのうちに実行できるという事だ。
庭にアオゲラが来たらしい。
撮影は妻。
昨日は電車に乗ってハヤブサを見に行った。 そろそろディスプレイ フライトの時期なので。
ハヤブサは、トンビをいじめたり、向かい風をものともせずに海の上を ぐいぐい飛んだり、 夫婦揃って旋回帆翔していた。
海の上を向かい風に逆らって羽ばたいて飛ぶ、という事が観察に値するのは、 次のような事情がある。 海の上は遮るものが無いので陸上よりもずっと風が強く、 何か間違いがあったら力尽きて遭難する。 だから、普通の鳥はそういう事をあまりしないのだ。 そもそも海の上を暢気に飛んでいると、 ハヤブサに襲われる、という事もあるかもしれん。
羽ばたきと帆翔で100m以上の高度をとったので、 急降下をみせてくれるかな、と期待したがそのまま海岸方面に滑空して 姿がみえなくなった。
帰りのバスを待っていたら、どこからともなくバス停上空に2羽揃って再び現れた。
ディスプレイ フライトというのは、つがいの2羽でそこらじゅうをわがもの顔に 飛び回るという行為で、 猛禽ではしばしば、繁殖に先立ち見られる。 その意味するところは明らかであろう。
強い赤外光源をを撮影するとピンクいろになる、 というか、色めが変になる症状があるのだが、 これはわりかし普通に撮れた。なぜか?