シロハラ再び
シロハラというのは群れる事もなく、 一羽で黙って地面をホジっている、まず明るいところには出て来ない、 非常に地味な鳥である。 鳴きごえは「ぺぽぱぱ」みたいな感じの変な声。 目立たないのだが、じつはけっこうあちこちでよくみかける奴でもある。 雌雄同色という資料もあれば、異なるという資料もあり、 よくわからない。この画像もどっちだろうか。
実は渡り鳥で、シベリヤから日本に冬を過ごしに来るんだってさ。 凄いじゃないの。ちょっと見方が変わったよ。
ところで、羽毛に色をつけるのもコスト(つまり体力ですね)がかかるので、 色がついている必要の無いところは案外、素材の色そのままになっている。
メジロの背中の毛であろうか、メジロ食堂にくっついていた。 御覧の通り、先端だけがメジロ色。 内側の比類なき保温力を誇るふわふわ成分は、 多分ケラチンの色そのままである。 メジロ色の部分は、案外微妙な金属光沢があり、 光の加減で色彩が変わる。 そのため、メジロがよく居るツバキやクスの生えている 森の中では、じっとしているとまず見付からない優れた保護色になっている。 この色は、回折や反射を使った構造色ではないだろうか。
構造色は、それだけを見ると非常に鮮やかだが、 案外、本来の環境では優れた保護色になっている。
風切羽も、メジロなら外弁の一部だけに色があり、内弁は半透明である。
中砥で、ケズリが甘かったところを できるかぎり直した。 直すといっても HRC64.5 の高速度鋼だから、あまりできる事は無いが。 キズもとろうと思ったが、無理だった。
そこから仕上げ砥をかけて、鏡面に磨いた。
このまま使おうかと思ったが、よく拭いて乾燥させておかないと 赤錆びが出て具合が悪いようなので、 そこからレモン汁を塗りつつ温めることで、 青錆をかけて仕上げた。
こんな感じ。以前はものが写るほどは磨いてなかったわけだが、 刃の表面が滑らかなのは、物を深く切った時の摩擦が少なくて やはり具合が良いと思った。
これから作るやつは一旦、鏡面にしてから熱処理に出そう。 ヤキが入ってから深い傷を消すなんて、 ハイスじゃ無理に決まってる。
昨日は最悪だった。 朝の電車は着くまで立ちっぱなし。 帰りは架線に何かからまったとかどうとかいって、 むちゃくちゃ電車混んでて大船まで立ちっぱなし。はぁはぁ
今朝は、起きたらいつもの起床時刻の1時間後だった。
とりあえず鳥食堂の補給と水の交換をしてから、 朝食だけ食って出勤した。 それでも朝食食えるって、いっつもどんだけのんびりしとんねん。 まぁいつもは朝食後、デザートとコーヒー飲んでから出勤しますが。
やっと確率論が解りかけてきた。 もう忘れない感じに解りかけてきた。 ちなみにわしは、もう忘れない感じに解るのは、ものにもよるが、 かなりかかるほう。 「あ。それまえからわしも考えてた」というんじゃないかぎり、 忘れない程理解するのはかなりかかる。 とりあえず使えるように解ってても、あとですぐ忘れるからね、 とくにわしの場合。
よく「比類なき忘却力」と言われる。 比類なき記憶力と言われた事は一回しかないが、 それも当然であろう。一回あるだけでも多いくらいだ。
しかし俺はなんでこう
とかそういうものを速攻忘れるのかね。
「なんで」とか言ってて実は理由は判ってるのさ。 そうさ。 数学が俺を選んでいないのだよ。 これが現実というものだよ。 世界と数学が美しいのは、それが残酷だからなのだよ。 ぬははは。
というかんじで、今回は後味悪く終ってみましたがいかがだったでしょうか。
でも忘却力って情報処理で言えばガベコレだよな。そう考えると、 途端に高級に思えてきた。おわりよければすべてよし、 ということでよろしかったでしょうか。 ポジティブシンキング。陽性思考王 (これではシンキングキングですが)