ぐっとくる罰ゲーム (2010/02/09)


when no money

カネがなくなったらどうするか。

理系の理論系の大学院生といえば普通はビンボーのどんぞこですが、 まぁ私もそんな感じでした。 全然人さまの役に立つような事ができないし、できそうにも思えないし、 そもそもカネとか興味無いんで稼げないのです。

まず、カネが無いのでガス代とか払えなくてガスがとまってたり。 だから自宅で自炊できない。 だからといっていくらなんでも焚火は無理。 でも大丈夫。俺のキャンプ用バーナはクルマ用のガソリンが使えるんだ。 一回の炊事で使うガソリンは約80cc。 ガソリン1L100円として燃費は8円だ。一日に二食だから15円くらいだ。 つまり月に500円。 いくらカネがなくてもこれくらいなら 払えるぜ。

水は近所の公園で汲めばいい。

フロは学校で入る。体育館にシャワーがある。

米とオカズは研究室やサークルでまとめ買いだ。

これで、生活費が月に2万円くらいになった。

学校と自宅の間は歩く。 当時は山手線周遊回数券というのがあって、 これを使うといくらでもキセルができた。 冬山の帰りもこれで問題なし。 ちなみに行きも駅の柵越えればほぼタダだ。ヤマは交通費以外は カネの使いようがないので(遭難しなければw)、道具さえ揃えてしまえば どうとでもなった。下界でも鍋とバーナが極貧生活の力強い味方になる。 ザックにいつもナベとバーナが入ってた。

ただし、ブシツではいくらでも焚火ができたので、 ブシツで炊事するときはガソリンなんかもったいなくて使わなかった。

家庭教師5000円/h でやってたはずなのに、 なんであんなにカネ無かったんだろうな。まことに謎。

そういえば冬山道具は、そろえると何十万とかかるわけだがそんなカネをどうやって 捻り出したかというと、 いま思い出した。

当時、アップルで動く Mathematica みたいなソフトがあって、 その取り説の監修というか校正というか、 そういうバイトで荒稼ぎしたんだった。 訳したのがバイトの文系の人で、群が「グループ」とかそのまま カタカナだったりするのを直す役目である。

その会社は下井草にあったんだけど、俺が働いたあと何年かしたら潰れた(らしい)。 会社もソフトも、どっちも名前すら憶えてない。 ただ、そのままだとソフトを買った人がブレンバスター一発でキゼツする くらいひでぇデキだった事だけおぼえている。

きょうのとり

デデポが4羽来てたのが、何かに驚いて飛び立ち、 うち一羽が窓に激突した。

羽が一枚こびりついた他、羽の跡がガラスについた。

ぶつかった方も、何も無いと思ったらいきなりガラスで たまげたろうが、どえらい音と振動で、こっちも驚いた。

ハヤブサ

またハヤブサみにいった。満潮で、子供抱いて綱渡りは若干ビミョーで いい運動にはなった。

ディスプレイ飛行的に2羽で絡みながら物凄いスピードで橋の上を通過。 えのしま水族館の上で旋回上昇。 結局、橋の上で見てるのが、 ここのハヤブサは一番よくディスプレイを見られるかな。

バス停でバスを待ってたら、ハトを追いかけてどこからともなくオスが出現した。 そのあと、メスが島の上空で旋回上昇して高度をとり、 滑翔して江ノ島水族館方面に姿をけした。 しばらくしたらオスが羽ばたいて、腰越方面に出かけて行った。

富士山や箱根がよく見えた。奥多摩すら見えた。どれもそれなりに 雪をかぶっていた。

来たよ、炭。24kg。

2010/02/08

会社でウィングスーツが話題になった。

これは飛行機なんかでもそうなんだけど、 計算上飛べる、飛べない、という話はできると思うのだが、 それで飛べるとなったとしても、実際に飛べるかどうか、というと こりゃまた別の話だから、 最初にやった奴は凄いよ。 つまりそれが the right stuff だよ。

ところで、俺は長年 Patagonia のズボンしか履いていないのだが、 これが非常に快適だし頑丈というのは良いとしても、 ただ一つ問題があって、 それは全く吸水性が無いって事なのだ。

それの何が問題になるのかというと、 ズボンでナイフを拭いても全然拭けないのだ。 もちろん、これが有利になるところというのは別にあるわけで、 たとえばビショ濡れになってもたいして寒くなく あっと言う間に乾く、という性能には替えがたいわけだが。

まあナイフはハンケチで拭け、ということで。

2010/02/09

胃癌検診。

げっぷを我慢してるところに、最後にみぞおちに ゲンコツみたいな装置でグッと突き込まれた。 いわば罰ゲームのラスボス。 あれはてごわかったね。


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