触手でびゅー (2010/03/10)


飢餓と行動

誰しもそうだが、飢えると普通はやらない事をやるようになる。

野生動物は日々サバイバルだとかいっても、 別に毎日いっつも極限状況を耐え抜いているわけなくて、 わしが観察した限りでは、普段は普通の会社員よりむしろ楽ちんである。 ただ、やはり人間よりもずっと頻繁に極限状況を生きのびねばならない事は確かで、 代表的なものの一つが飢餓、もう一つは捕食である。

飢餓の季節、それは冬。

みな腹が減っている。それも、俺らが昼まえに「うぃー腹へったぞおい」 とかいうレベルじゃない。 食わないと体が維持できなくなり、死ぬレベルである。

そうなるとヤケクソになって、普段は食わないようなものにも 手を出す。 小金井のメジロはヒヨドリにいじめられて ミカンを食べられなくなったときには、 俺が撒いたパン屑食ってた。 パン屑でも食べる。食べないと死ぬからだ。

こないだは、リスがヒヨドリを襲っていた。ヒヨドリは「ウラァ何しよんじゃ!」 みたいな感じで難なく逃れていたが。

おそらく、冬は「食ってみたら案外うまかった」みたいな感じで、 メニューの幅が広がったりもする季節なのであろう。 彼等野生動物は食事メニューに関して普段は案外保守的で、 食べた事の無いものにはなかなか手を出そうとしない。

自閉症のテストやってみた。

アウトの判定!

なんでやねん。

国立博物館は、なかなか良い刀を所蔵している。

今回、 童子切安綱と観世正宗が出ていたので見て来た。 安綱は、さすがに1000年まえの刀だけあって それなりに研ぎ減っていたが、 これ、1000年まえに作られたものなんですねぇ。 これを作った人も凄いが、今まで完全な姿で残っているというのが じつに凄いよ。ありえないよ。

それから、こういう古い刀には途方もない伝説がついてまわるのも、 魅力ですよ。 源頼光の童子切とか、 6体まとめて斬ったとか。

安綱と正宗が見られるのは今週中。 特別展は長谷川等伯やってます。

触手すぎる

内視鏡やってみた。

準備は前日から始まる。 食ったものが尻まで到達するのに12時間くらいかかるらしいので、 12時間まえには、要らんものを食わないようにコントロールしておかないと、 検査ができないのである。 前日の夕食はウドン。

うどんですよ。夕食が具もヤクミも無しのウドン。 せつねー。 そして下剤を飲んで寝ます。

翌日は何も食わずに朝から病院で下剤イッキを1時間半くらい かけて 10回 連打。しめて2Lである。 ビロウな話で恐縮ですが、 1Lくらいいったところで、 小便を選択的にできなくなる。 つまり小便しようとすると尻からも漏れそうになるのである。 無論、屁だけするなんて、絶対に不可能。

腹の中が完全にカラになったのを見極めてもらい、 浴衣と紙パンツに着替えてイザ本番。 紙パンツには前ではなく尻のところに穴がある。 そこから probe される仕組みである。

probe 自体はどうってことないが、 腸であるから曲がっておるわけで、 そのカーブに沿ってprobe するおりに、 こう、コントロールする力が尻の穴に物理的にかかって、 ありていにいえば穴が裂けそうになるわけです。アレは、かなり痛ぇ。 あと、じっくり見るために腸管内部に気体を送り込みますが、 これは、いわば逆放屁である。 屁をこくのは快感であるから、 逆はいうまでもなく不快なわけです。我慢はできますが、 やはり非常にアレな感じです。

とはいえ、検査自体は10分くらいです。 しかもそこにあるディスプレイで自分の腹の中を見れるので、 それがかなり面白い。 「触手が… らめぇええ」とか もだえている暇もなく終ってしまった。

検査の結果が判明するのは1週間後である。 一日がかりで、何も食わずにずっと便所に籠ってるわけで、 まぁ一日だけ赤痢とかコレラとかにかかったようなもんです。 最近は体力無くなってるので、これはけっこうこたえるよ。

帰宅してから屁こいたら実体も付随してきてせつないすぎる。 下剤2Lの効果が切れるのは一体、いつになるのかね。 今も腹が不気味にうなりをあげているわけだが。 あと、尻が9時方向にビミョーに裂けたらしく、 ヲシュレがヒジョーにしみるんですが。 9時というのは 俺視点ではなく、尻の穴に相対して9時です。


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