桜咲く (2010/03/26)


つばめが来た 2010/03/23

3/20あたりにも見たと思うが、うちの近所にもツバメが来た。 折からの風に乗ってやってきたのだろう。 春の嵐は黄砂だけでなく、渡り鳥も運んで来るのだ。

ハイタカがあいかわらず、自宅上空を帆翔している。 庭にスズメのはねが二つあった。羽ではなく、翼。 風切羽がついたままの、テバ。 タカかね。 でも、タカならスズメのサイズは安全な食事場所まで持って行けるわけで、 わざわざ危険なうちの庭で食事はしないのではないだろうか。 つまり、庭は裏山から降下速度をつけて襲え、かつ、 逃げ道が家屋で塞がれているため、 飛翔性の捕食者を気にせねばならない種にとっては、 安心できない場所なのだ。

ハイタカだって、オオタカや梟に襲われる危険はあるわけで、 特に冬は安心できないはずだ。

最近、だいぶ眼が悪くなって、眼鏡の妻が見分けられるものが、 裸眼で見分けられない。0.5ないのではないか。 こないだまで余裕で2.0以上あったのだが。

歩き方も技術

鳥なら大概どんな鳥も飛べるからといって、 全ての鳥が同じように飛ぶわけではない。 同様に、人間も全員が同じようにあるいているわけではなく、 歩行にも数多くの技術があり、個々の技術における優劣もある。

普段、よく整備された道を歩いている分にはその違いは よくわからないのだが、たとえば 傾斜が急になったり、滑べりやすかったり、デコボコしてたりすると、 疲れやすさ、歩く速度、転ぶ頻度などに顕著に現れる。 もしくは、足に特殊な装備を着けると、 それを着けたままで歩くための技術が必要になり、 違いが顕在化する。

そんな事は、 かなりの時間を片足で動的なバランスを保ちつつ 移動していく、というトリッキーな動作にほかならない 歩くという運動を考えると全く自明なのだが、 案外こういう日常の動作は自分のなかで完全にブラックボックス化されてしまっていて、 違いが際立つ場面にでくわすまでは、意識されなかったりする。

先日は、スキー靴をはいて、スキーをはいて、それに シール(後向きに毛が生えていてバックしないものを滑走面に 張り付ける装備)をつけて、雪の上を90分ほど歩いたわけだが、 そのとき、ちょっとした工夫が股関節にかかる負担を大きく軽減するのに気づいた。

歩行とは技術にほかならない、 という事を裏付ける身近な例を他に挙げると、 いつも一緒に山にいくJECCの吉川さんは、 雪の上を歩くのが非常にうまい。 雪を歩くには、瞬間的に大きな力がかかるような動きは禁物で、 常に滑らかに行動する必要がある。 さもなくば、滑べったり、崩れたりするわけである。 一緒に行動していると、彼が歩いても崩れないところが、わしが歩くと崩れ、 彼が乗り越えられる段差が、わしには乗り越えられない、 という事が頻繁にある。

わしにもまだまだ修行する事は多い。

砂と花粉

花粉症になって25年が経った。 人生においてもはや圧倒的に花粉症で過ごした時間のほうが長い。 もっとも、今年はほとんど症状がない。 以前であれば、眼ヤニで朝、あうあう眼が、眼がぁあ開かないという ことは普通にあったけど。

ところで花粉症といっても毎日同じように花粉症なわけではない。 ひどい日もあれば、それほどでもない日もある。 特に酷い日は記憶に残っていて、それは3年まえの春だった。

関西に引っ越した時にちょうど、花粉に加えて黄砂がひどかった。 この二つが組み合わさると、もはや当分行動不能というくらいの 破壊力がある。 私だけでしょうか?

ひばち

先日注文した24kgのうち6kg使い切った。

袋の底に砕けた炭や粉がたくさん残ってる。 これも燃やす事はできるのだが、ちょっと段取りがある。 といってもたいした事ではない。 灰に穴を掘って粉になった炭を入れ、 その上に点火した炭を並べればよい。

粉炭には勝手に火が移り、全体にまわって、 やがて全て燃え尽きる。固体に比べるとあまり火力は無い。

粉末炭を火鉢に注ぐとき、引火しないかいつもビクビクしている。 「マスター キートン」の読みすぎかもな。

こどものせいちょう

子供がケータイに興味を持って一日じゅういじくりまわして どうのこうの、という話がよくあるらしいが、 子供は親を見て育つのである。 そういう子供の親はしじゅうケータイばっかしいじくりまわしているのであろう。

つまり俺がナイフばっかりいじくっているせいで、 こどもがナイフに激しく興味を持ち、ずっといじくっている、 ってはなしです。 やれやれだ。 先がおもいやられる。

満鉄刀

伝統的な日本刀は砂鉄から木炭で精錬した鉄を使って作るわけで、 その材料は炭素量も一定せず、不純物も多く含まれているわけです。

常識的に考えて、意図的に制御された場合以外は、 均一で不純物が少ない方が優れた材料なわけで、 満鉄で、当時最高の製鉄技術を用いて大陸の寒さに負けない優れた性能の日本刀を 量産したのだそうです。通称満鉄刀です。

最高の炭素鋼にドリルで穴を掘って軟鉄の芯を入れ、 パワーハンマーで鍛造し、土置きして水焼き入れ、 研ぎは伝統的な手研ぎで仕上げする。 -40度でも折れないんだってよ。すげぇ。

新しいパソコン

新しくパソコンを買った。 thinkpad x200 である。

200s のほうが軽くて電池ももつらしいが、 俺はこれでバリバリ計算する予定なので、CPUも良い奴で、 メモリも8G積む予定(今2Gしかのってない)

2Gしか、って今使ってる奴2Gだけど。 それでも普段むっちゃメモリ余ってるけど。 足りないのはディスク。なんせ40Gしか無いんだ。 /usr がもういっぱいで、何もインストールできない。 アップグレードもできない。 進退きわまった。

このマシン、買って4年になるのか。 充分すぎるくらい元はとったな。 X200 には、しかし、もっと稼いでもらう予定だからな。 よろしく頼むよ。

2010/03/26

裏山の山桜が咲いた。春だ。


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