足について考える (2010/04/03)


2010/03/30

賢い人と話ができるのは、まことに楽しく、 得がたいチャンスだよ。 そういう意味では、前職でも恵まれていたが、 今もそれに劣らずかなり良い感じだ。

最悪だったのは、会社やってた頃。 自分自身、頭を使う事に全く意味を見出せなかったし、 実際、ほとんど使ってなかった。 じゃ何やってたのかというと、頭じゃなくて、魂とか 根性とかそういうものを主に使ってたね。 当時、唯一アタマを使ったのがこのラクガキを書く時だったか。

足について

クチバシが生活圏や食性で異なるのは、 ガラパゴスにおけるダーウィンの観察などで有名だが、足はどうだろうか。

わりと大きさが似た鳥の足4つ。左からスズメ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ。

細いものにつかまるときは、ツメを使うのではなく 足指のつけねを使って挟むように掴む。 一方、ツメは浮いている(スズメは違う)。 細いものにつかまることが多い種ほど 足指のつけねが、ものを掴みやすいように太く発達している。

ここに載せた画像によると、足指つけねの部位の発達がもっとも著しいのは 一番右に掲載したメジロ。 メジロは足指の力も大変つよく、 なんと、 垂直にのびる1.5mmの太さの滑らかなステンレス鋼線にとまることができる。

一方、細いものにつかまる能力でいうと、もっとも不得手なのが スズメであり、足指の作りを見てもその違いがよく判るとおもう。

シジュウカラとヤマガラはどちらもカラ類だが、 足の作りはずいぶん異なっているのが判る。 ヤマガラの足指は太く、短く、爪が長い。 まるで地上性の動物を捕食する鷲の足のようだ。 フィーダーの金属棒にとまるやり方も、 シジュウカラとヤマガラではかなり異なる。 ヤマガラは普通の勢いで飛んで来て、 いきなり「バシッ」という音をたててフィーダーにつかまる。 シジュウカラは、一旦近くの枝にとまり、そこからフィーダーに移動する。 なるほどヤマガラの足は力強く頑丈そうである。

これらの違いは、彼等の生活圏の違いであり、 食性の違いでもある。

カラ類は枝から枝へ曲芸的な姿勢でつかまりながら素早く移動して暮らす。 メジロは樹木の一番先端についている、アブラムシをとったり 花の蜜が好物なので、細い枝にとまる必要にもっとも迫られている種だ。 一方、スズメは頻繁に地上に降りて採食する。

2010/03/30

花冷えの朝

鳥の水場に氷が張った。向こうに見えるのは裏山の山桜。

へんな画像

ぴよーん

日比谷公園にある、石のお金。

でかい。(上に比較のためにカラビナを載せてある。)

日比谷公園の池にはカワセミが居て、しきりに小さな魚を捉えていた。 それを、でかい望遠もったオッサンが しきりに追いまわしていた。 それはあかんで、 オッサン、モテへんやろ。 鳥も女も、逃げ足は向こうが上なんやから、 追いかけたら絶対あかんのや。

あのへんで繁殖できる場所といえば皇居かな。


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