タイヤ買ったんですよ、タイヤ。 michelin の pro3 race 。 俺は昔から michelin の wo のファンでね。 一時期試合では veloflex も使ったけど、正直いって michelin の総合的な 完成度に匹敵する自転車タイヤは存在しないと今も思っている。
なかでも特筆に値すると思っているのが、性能の安定性だ。 時間が経ってもなかなかパフォーマンスが劣化しない。これが非常に好ましい。 賞味期限が長いのだ。 また、いまさら言うまでもない事かもしれないが、その圧倒的なグリップ力も やはり強調しておく価値があるだろう。 これに関して言えば、もはや摩擦などという表現では生温いと言えるほどで、 むしろ粘着と言った方が適切なレベルだ。
近年、どういうわけか michelin のタイヤは一本7K円なんていう、 それどこの高級チューブラ?みたいな値段がついているわけであり、 試合に出るわけでもないのに7k円のタイヤもないだろう、 という判断は誰しもあるわけで、 ここ何年か御無沙汰だった。 どうでもいいヘンテコなタイヤでずっと乗っていた。 まあそもそも乗ってなかった。
やっぱ良いタイヤはいいね。 断然、乗る気になるよ。
なんでそんな事になったかというと、 連休まえに行った奥多摩の峠の下りで、 まさかこれぐらいで滑べらないだろ、というところで まえも後ろもいっぺんに滑る、という現実を突き付けられたのが原因です。 性能以上の事は無理ですな。タイヤも人間も。
pro3 race は昔の pro race とかに比べて幅が狭くなったと思う。 昔は25くらいあったけど、今は本当に23ではないか。 だから、昔に比べると悪い道ではひょっとすると弱いかもしれない。
しばらく三浦半島周辺の道(かなり悪い)で乗った分には、 特に悪いところで弱いという事も感じなかった。 まぁ、試合で群馬CSCの最初の左コーナーのインサイドみたいなところで 乗ったらどうか、までは判らんが。
最初からついてるちっこい内蔵電源でも楽勝で通勤電車んなかでも余裕で、バッテリがもつんだよ。 1時間だよ、電車。 すげぇよ。 ガリガリ計算しなかったら、2時間はもつと思う。 これなら当面、拡張バッテリ買う必要全然ないよ。 CPUも画面もメモリも断然でかいのに、なんで電池がもつのかね。 まえのマシンでは1時間もたんかったもんね。
ただしサスペンドは3日で電池なくなる。
今日はけっこう計算させてみたが、半分ちかく残っている。
できました。あなろぐ。
昨日、カッティングシートを発注したら今日届いたので、 さっそく切って貼ってみた。曲線部分をきれいに切るのは難しいな
この落書の読者の方々にはいわずもがな、ではあると思うが、 念のため何がどうanalogなのかを書いておきたい。 かつてこの世には Digital_Equipment_Corporation という会社が存在した。 技術的には概ね鋭く、すげぇ会社だったが、営業的には 間が抜けてるところもあった、とされている。 現代の計算機の設計の多くの部分がこの会社の製品に由来する。 たとえば 現在我々が親しんでいるような仮想記憶は DEC の VAX に起源を持つ技術である。 また、プログラマがネットワークで連絡をとりあいながら分散して開発するという 慣習が the Internet の初期の段階からあったといわれているが、 その段階において TCP/IP が実装されて the Internet に接続されているマシンの多くは DEC 製だった。 つまり現在のハッカー文化自体の直接の故郷とも言える。 そして、情報処理産業において私が敬意を抱く唯一の企業でもある。
とはいえ、そんな知識はおおむね学部の授業のうけうりで、 PDP だの VAX だのいった伝説のマシンの黄金時代は大学に入った頃にはとっくに終っていた。 ハードウェアの設計の授業で成績優秀だった人は PDP-11 をいじらせてもらえたりしたようだが、 俺みたいなスカポンは全然縁の無いはなしだった。 DEC すごいなと改めて思い知るのは、あとで自分のパソコンに Linux をいれて IP 接続されるようになってからのはなし。
それから間もなく、 DEC は某とかいう、箱屋に買収されて消滅した。 諸行無常である。 しかしその遺伝子は先にもいったとおり、 今も我々の使う情報処理機器の多くに引き継がれており、 ハッカーたちも時おりあゆみをとめて、その遺産を懐かしむのである。 技術的に鋭くても営業的に間抜けだった、というあたりも憎めない理由であろう。
DECのロゴはこんなような体裁で digital って書いてあった。 thinkpad から IBMのロゴも消えた事だし、ちょうどいいと思ってね。
そうそう。今日、来客があったのでこいつでプレゼンしてみたよ。 華麗にスルーされたよ。 当然ながら、この痛パソは私物だよ。 会社の備品にこんなの貼ったらいけないよ。
さっきスペースシャトルと国際宇宙ステーションが並んで上空を通過した。 美しかった。 あそこに何人も居るんだね。
地球の影に入って見えなくなるその瞬間、どちらも赤く輝いた。 おそらく宇宙船からは夕焼けの赤い太陽が見えたことだろう。 まぁ、そんなものを見ているひまがあれば、のはなしだが。
みんな無事に地球に帰って来れますように、と思わず祈るのだった。