小さいループ道 (2010/07/09)


三浦半島うろうろ散歩

国際村から大楠山は、普通の登山道で、自転車担いでロード靴で 行ったら泥が詰まってペダルに足が入らなくなって困った。

風車は相変わらずだった。地面ではたいした風も吹いておらず、 これが本当に風力で廻っているとはにわかには信じがたい。 直観的には、軸の四角い箱の中に動力源があって、 それが回しているように見える。

事実は多分逆で、箱の中では発電されているのである。 凄い事だ。

小さいループ道を地図で見付けたので、日を改めて行ってみた。 なんかね、ふと気が付くと地図を見てるんだよね、俺。 何なんすかね、これは。

場所は、風車のすぐ近くだ。google map で見付けたんだ。 でも畑の中の谷間みたいなところにあるから、うまく見付かるかな?

あった。これだ。

ぐるぐるぐる、と登ります。直径は30mくらい。小さい。

付近はウリ科の畑。ツル植物なので、畑から 脱走しようと壁を這いあがる奴らが続出してて面白い。 そうさ、植物だって自由が良いに決まってる。

左は何だろカボチャかな?右はスイカ。脱出せんとヨジ登った 網からぶら下がってる。 ところでカボチャってウリ科だったのね。

2010/07/09

「完全なる証明」を書店で立ち読み。

ものすごい同化圧力がかかる、その他大勢の人々から 選抜されて特訓を受ける仕組みがソ連にはあった、というのが面白かった。 なんで面白かったかというと、実は似たような仕組みと事情が日本にもある。 それは地方における中学お受験である。 わしも中学お受験のひとなので、このあたりに案外共感した。 まぁ彼とは、デキの方は全く比較にならないわけですが。

数学は解らないからつまんないけど、 こういう人間ドラマは面白いですよね、誰にとっても。 もちろんわしにとっても。

それから、「探査機はやぶさ」という新書を買った。 やまだあきらさんおすすめ。 たしかにこれは、 よくまとまっていて、適度に感情もこもっていて、昔の科学啓蒙書の文体を 残しつつ、最新のテーマを扱った良書。

jaxa とかいって今じゃ一つに扱われてしまっているが、 そのなかには NASA に頼んで日本人を打ち上げてもらってるメンタリティとは ちょっと毛色が違う 日本の宇宙開発の先鞭を付けた、連中がいて、 彼らが知恵と勇気と噸智で世界をリードしてきた事が よく書かれてある。 ロケットに焦点が当たってるが、 ロケットが無きゃ気球でやればよい、と高層観測気球で X線天文学という全く新しい分野を開拓した人達だ。

予算が無くても機材が無くても、人と同じ事は絶対やらないよ。 科学は人類共通の資産なのだから、一番以外は貢献したとは言えないね、 という人達だ。

だから予算が無くていい、という事にはならないわけですが。当り前ですが。

省エネ計算機

GRAPE-DR が電力あたり計算力で世界一とったそうです。 聞くも涙語るも涙というか、まことにすばらしい事です。 なんせ世界一ですよ。 おめでとうございます。 超すげぇ。

電力あたり計算力などという評価軸が存在しているのは、 なにも温室効果ガスのためではない。 そんな、いまから計算してみないと判らないようなものによって、 計算機の性能を判断するような事を、 ハイパフォーマンス コンピューティング 界隈の人々がするわけが ないのである。

実は非常に切実な問題なんですよ、電力あたり計算力ってのは。 プロセッサの消費電力の何倍かが、トータル計算機の消費電力となって、 それは最終的に熱となって室内に出て来るわけで、 これを排出する電力も合わせると、実に多くの電力が運用上必要になる。 容易に施設全体の電力を圧迫する。 もちろん、物理的にも圧迫する。 発熱が小さければ小さい部屋に押し込められる。 最近、あらゆる安くなっているので、電気代は5年そこそこで、 本体調達価格に匹敵するようになる。

つまり、値段あたり計算力同様、現実に使うシステムを組む上で、 電力あたりの計算力は、その上限を定めるような性能なのである。 エコとか全然関係ない、ヒジョーにせちがらい、切実な性能なのである。


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