黒姫山の山麓
花火やってたらクワガタがとんできたよ
オオルリの親子をみかけた。 雛は、親と一緒に居て食事をもらっていたが、 それが無ければオオルリの子だとは判らない 親がゆく方に付いて飛んで行っては、親がフライング キャッチする 虫を貰っていた。 同じ平原の中でも沢筋は格段に昆虫が多い。 だから鳥も多い。キビタキもみかけた。 朝はキツツキが家の外壁をつつきにくる。 そのため外壁は穴だらけである。 穴のサイズは80mm * 60mm くらい。
穴をあけて巣にするつもりだと聞く。今から巣？
NHKが30分ほどはやぶさの番組やってたらしい。
じっと家でごそごそ計算してると頭がおかしくなるので、 横浜に買物にでかけた。 カモシカスポーツでザックを買おうと思ったんだ。
いまいちピンとくるやつが無かったんだけど、 子供キャリアを買った。ごっついフレームが入ってて、 子供乗せる下に若干荷物が入るやつ。
そこでさっそく子供乗せてみた。 むちゃくちゃもりあがって狂乱していた。
つくづく疲れた
そういえば P!=NP 問題が肯定的に、すなわち二つの問題のクラスは 等しくない、というかたちで証明されたらしい。
暫定版の証明を入手した。おもしろい。まだ introduction しか読んでないけど。
解空間の統計分布を比較する事で証明している。 すなわち、二つの集合が等しければ分布も同じに成るはずだが、 分布は異なる、というわけだ。
すごいね。理論的な未解決問題に挑む人の勇気には本当に敬服するよ。
だって、「すげぇ！超かっこいいやり方おもいついた！」と思った次の日に 間違いだということが判ったりするんですよ。 そして、そういう事が何度か続くうちに、徐々に 「こんなの証明できるわけないよ」 という気がしてくるんですよ。
するとどうなるかというと、気が付いたら反例を探してるわけです。 おまえ、証明するつもりやったんとちゃうんかい？てなもんです。 もうそれが成り立つって信じてないんですね。 だから反例を探してる。
だけど、そんな簡単に反例なんかみつかるわけがない。 そんな簡単にみつかるようなものなら、そもそも証明しよう、なんて 思わないですから。 だから、反例も見付からない。 あれこれいろいろ試すうちに、どれもうまく成り立ってしまう。 そうなると、今度はやっぱり成立するような気がして来る。 徐々に命題への確信が復活して、証明再開です。 ある時、直観の女神が訪れて、(最初に戻る
この無限ループを抜けた勇者だけがたどり着ける境地、 それがオープンクエスチョンの解決です。 頭が良いだけでは十分ではない。 不屈の意志と魂の力が必要とされるのです。
ところで、ここ数十年というもの、 メジャーな未解決問題が解決されることはあっても 新たな未解決問題が提唱されることってほとんど無いね。 まるで徐々に伏線が回収されて結末に向かって進んでいる物語のようだ。
未解決問題が解決される事それ自体はもちろん望ましい事でもあり、 素晴らしいのだが、 それは新たに未解決問題が見出されるならば、という前提つきだ。
このまま新たな問題が供給されることなく、 全てが解決されてしまうような事になったら、 人類は滅ぶべきだ。 それは、死ぬのに良い日だと俺は思う。
あと、P≠NPでよかったなぁ。もし等しかったら大変な事になるよ。