岩橋氏が猛禽の渡りを見たいというので、夜明けごろ自宅を自転車で 出発して武山へ。彼はクルマで4時頃山頂に着いていたという。
渡り鳥以外では、 魚を持ったミサゴが通りかかった。 わざわざ標高差200mを登って来たわけだ。
地元の観察会の方々と一緒に観察。 レーパン ジャージで吹き晒しの展望台で観察していると強烈寒く、 遭難しそうになってたら、一緒に観察していた方から上着とズボンをお借りした。 助かりました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
チゴハヤブサ2羽は1時間ちかく山頂付近をぐるぐる周りながら しきりにトンボを食べていた。 時々、腹の模様も鮮明に確認できるほど近くまで来た。 チゴハヤブサといえば、その圧倒的な飛翔力で 時々トンボをつまみながら、あっというまに飛び去るもの、 と決まっているので、 こんなじっくり見たのは初めてだ。 チョウゲンボウと喧嘩しておった。 チョウゲンボウはチゴハヤブサよりもホバリングに巧みなのでこれを使っての空中戦はなかなか見応えあり。 そういえば、チョウゲンボウを見るのは久しぶりだ。 両者、サイズはほとんど同じで色彩は逆光で判らないので形で見分けるしかない。 どちらもこの時期は昆虫を主な食糧としているので、同じ空域では争いになるのだろうか?
また、アマツバメ類が上空50mぐらいのところをたくさん、 特有のまばらな群れを構成してとおりかかったのも良かった。 アマツバメはいつみても不思議な鳥だ。
地元の方に聞いたところでは、 朝の時間帯に房総半島がはっきり見えないと大きな群れは飛来しないそうで、 岩橋氏には残念ながら今日(2010/10/06) は鷹柱は見れなかった。 昼前まで靄が晴れず、そういう天候を気にせず飛ぶ種と地元の猛禽が 今日は見られたわけだ。
画像は無し。
今朝も靄が深く、鷹はハイタカ?らしきものが一羽、あれは地元の個体だろうか。 渡りをするでもなくどちらかといえば朝の食事を探している様子だった。 アマツバメが海岸ふきんの山並の上空をたくさん飛んでいた。 彼等は食事をとりながら西に渡って行った。
自宅至近のレストランといえば最近できた Pizzeria La Sosta であり 今日は久しぶりに昼食を外食として初めてそこで食べた。
近所にちゃんとしたレストランができたのは嬉しいかぎり。 料理はとてもおいしかった。
苦節何日か思い出せないがついに観察できましたよ。
さらに、まさかとおもったが、帰宅して画像をパソコンにとりこんでみたら、 案外ちゃんと写っていた。 画像では区別できないが、全部サシバ。撮影は 7時19分。
30羽くらい通った。先ぶれの2羽が互いにジャレながら現れて、 双眼鏡では一瞬「チョウゲンボウ?」と思ったが よく見たらサシバじゃないの。 スコープでも確認。間違いない。 全く見れないよりは良いよね、と思っていると、そのむこう 真南から徐々に、しかしながら圧倒的スピードで、 立派な鷹柱となって群が現れました。
小壷上空から西進して海岸沿いに稲村ヶ崎方面に向かいました。 さすが鳥だけに、速いです。見えていたのはせいぜい5分ほど。
彼等は房総半島の個体群と言われている。 時速40kmで飛べば朝から5時間飛んで200km 、豊橋あたりまで届く計算だ。 明日、明後日は天気が思わしくないというが、11日には伊良湖岬を越えて昼過ぎには 淡路経由で四国に入り、12日には鹿児島、14日には西南諸島から15日に台湾を経由して来週末にはフィリピンに届くという。
一日の平均移動距離は500キロ前後。
今日はアマツバメは見られず。
カマキリ。茶色型