むし発生 (2011/05/15)


2011/05/04

ともだちに誘われてヤビツ峠に行った。 面白かった。 丹沢を横断するような林道コースを考えていたのだが、 間違えて早く降りてしまったので、林道自体はそんなに乗れなかった。

連日、こどもを引っ張って自転車に乗っていたので腿がツリそうになったり、 といった事は無かった。 呼吸筋が弱っていて、全開で10分ぐらいしかもたない。 あと、ブランクが長くて全てを忘れており、 そもそも自分の全開とは何か、というのを思い出すのに20分ぐらいかかった。

カラビンカとマキノはだいたい同じ寸法で作ってあるが、 普段はトレーラのリンクが装着してある事もあって、 ずっとカラビンカに乗っているわけです。 でも、急に乗り換えても間違えてダウンチューブに手をのばしたりすることは 今回は全く無かった。

以前はたまにあった。峠の帰りに、後ろを変速しようとして つい手をダウンチューブにやってしまうのである。

藤沢の西で、オナガをみかけた。 オナガを見るのはすごく久しぶりだ。 オナガの分布には謎が多い。局地的で非連結(とび地的)な分布である。 以前住んでいた小金井では、野川沿いの林でよくみかけたが、 それ以外でみかけたのは日比谷公園の林と大井埠頭ぐらいである。 居るところにはたくさん居て、ありふれた存在といえるほどだが、 分布地域を少しでも外れると、全く一羽も居ないのだ。

丹沢までのアプローチは、じっくり研究して最短で比較的交通も少ないものを 見付ける事ができたと思う。 普通に幹線道路を使うよりも5km以上短くて、しかもいろいろあって退屈しない。

進化とか

進化とか生命とか、自然科学に興味がある人なら誰しも魅力を感じる題材ですから、 私も時々そういう事を考えるときがあります。

よく言われる事ですが「生命の究極の目的は遺伝子を残し広める事」という というのがあります。 まぁこういうのは、ものの見方でしかないわけですが、 たとえそうであってもやっぱり大切な事です。

ですが、この利己的な遺伝子風味の題目は、 わしとしては、あんましピンと来ないのです。 生命って要するにエネルギーが移動するための媒体じゃないですか。 代謝とかね。 うまくエネルギーを移すこの仕組みを維持するために幾つかの システムがあるわけですが、その一つが遺伝情報系です。

だから、利己的遺伝子がどうのこうの、という話は、 手段でしかないものを目的化しているように見えるわけです。 まぁものの見方ですけどね、所詮。

利己的な遺伝子が、みたいな話は、 それを仮定することで扱う問題の非自明性を際だたせる目的で、 使われる事が多い気もするので、 もしそうなら、「とりあえず信じてなくても便利な題目なので使っとけ」 みたいな立ち位置に収まっているのかもしれん。 たとえば「利他的行動や共同戦略は存在自体が不思議だ、 なぜなら生命は利己的な遺伝子の乗物だから」 みたいな話の持って行き方は、よく見るじゃないですか。 そういう話の持って行き方をしてる論文の著者って、 「生命は利己的な遺伝子の乗物なので利他的行動なんか あるわけない。あたりまえに。」とか思ってないでしょ、絶対。

論文は非自明なものを扱う事自体に価値があるわけで、 扱うテーマの非自明性をどうやって説得的に展開するか、 というのは案外文学的素養も必要とされる、 それ自体が非自明なプロセスです。 誰が見ても異常で自明ではないような問題って、そんなには無いし、 数少ないそういう問題は解くのが難しいから残っているわけです。 問題自体の自明性が増大すると、残っている問題の数も増えるし 解くのも簡単になりますが、その代償として、 非自明性の説明責任を履行するコストが増大するわけです。

自明性が増えれば問題も増えるというのは非自明な気もしますが 自明だから誰かが解決している、と期待するのは全く不合理であると言えるぐらい 問題を解決する手の数を圧倒する量の自明な問題が存在します。 まぁこの事実自体は、非自明ですが余白が狭いので(以下同文

むしコレクション

いろいろと虫が涌いて来ておもしろいので撮影。

自分では鳥のウンコのつもりのいもむし。特に背中の白い領域の ボケのかかり加減などは絶妙すぎるできばえ。サンショウについてた。

別のいもむし。住んでる木は同じ。さっきのウンコと違い、 こいつが自分以外の何のつもりなのかは、 あまり自明ではない。葉なの?

マメについてる奴等。

シャクナゲに来たチョウ。

撮影してたら、俺のフリースにも来た。赤いから?それともしょっぱいから? しょっぱいから、だったらいやですね。 洗濯せねば。笑

のりもの

船とか飛行機の画像は、ぼーっと見てるだけでも良い気分になりますな。 何故ですかね。

わしは美の実在性を否定する者ではありませんが、 つまり、美しさは今から述べる「理由」に帰着するものであって、被定義項である。 という事までも主張するわけではありませんが。 とはいえ、べつにその実在性も主張したいわけでもないのですが。 船と飛行機が美しいのには、なにか理由があるような気がしたので考えてみました。

航空機と船は、

  1. 流体の抵抗を常に避けて進まねばならない
  2. 失敗すると死ぬ

この二つの理由により美しいのだと思われます。 どちらも失敗すると死ぬので、 勝手な造形をする余裕がありません。 これは醜さを排除する原理として作用します。

多くの制約を克服したものが 気高く美しいのは自明ではないでしょうか。 別の言い方をすれば、これは「最適化」がもつ普遍的な魅力でしょう。 つまり、高度に最適化されているために他の者は容易にはその境地に近付く事ができない、 そういう地位を占めているという事実のもつ魅力は最近のせちがらい世の中ならば、 誰でもが納得できるものだとおもいます。

ビヨーキ

なんかよくわからないビョーキになった。

5/5 あんまし調子よくない。喉も少し痛く咳がある。内科行く。

5/6 元気になった気がしたので子供を保育園に迎えに行ったりいろいろ。 源氏山の劇坂を登ってたら、全然元気になってない事が判明。まずいなーと思いつつ子供を引いて 帰りも全開で走ったら自宅に着く頃には、わりと調子がおかしくなっていた。

5/7 朝から熱がある。かなり調子悪く、一日寝てた。よくおぼえてないが夜になって39度ぐらいいったきがする。

5/8 熱は相変わらず。鼻汁がすげぇ。ハナがあんまりひどいので勢いよくかんだら、右の耳に鼻汁が逆流したらしく 夕方から右耳奥が痛くなる。日曜にやってる耳鼻科を探すが無いので翌日に賭けることに。

5/9 朝から耳鼻科行く。中耳炎の診断。抗生剤「メイアクト」もらうも進展なし。掃除機で鼻を吸う。

5/13 再び耳鼻科行く。内科に行けと言われる。夕方内科行く。抗生剤「クラビット」もらう。500mgのやつ。

5/15 クラビットは、いま、2度飲んだところだが、こいつはかなり効いている気がする。鼻が減り、全身症状も軽減してきた。 しかし午後には再び悪化。まだ治ってないらしい。

これ、どうなってるの?治るの?


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