エンドレスびわ (2011/06/18)

2011/06/11


ケイワタバコ(毛イワタバコ)とバッタ。

平面に置いた球体に当たる光って、照り返しなども含めてこう、 独特な感じになるわけですが、 それを表現するための理論を透視図法を元にして考察していたのが レオナルドで、 そのための作図などが現存しています。 透視図法はモデリングですから、レンダリングの理論を考えていた、 ということでしょうか。

そんなの手で計算できるわけないんだからやるだけ無駄だろ、 と今実現されている計算を元にして、つい考えてしまいがちですが、 実際にその理論は(すくなくとも発明者の彼自身にとって)役に立ち、 その成果はたとえば、 ジネヴラ ベンチ の肖像と モナリザ の間の顔の立体感の表現の違いに 見る事ができるのだそうだ。

いや ケネス クラーク がそう言ってるわけで、わしにはよく解らないのですが。

びわ

食えないぐらいなった。もう飽きた。 あとはメジロ、ヒヨドリ、カラスが食べればいい。

あ。自分でもいで食べる、という人は連絡ください。 食っていいです。

2011/06/13

ちょっと思うところあったので

そのうち、一人の少年に出会った。羊を飼い慣らし、自宅にでも帰るのであろう非戦闘員だ。その少年にライフルを向け、地面に伏せさせ、仲間と話をする。 「我々がここに潜入していることを敵に報告されてはまずい。我々は任務のための行動であらばその行動は保障されている。この少年は射殺すべきだ」 「この少年はまだ若い。それに敵に通じているとも思えない。見逃してやるべきだ」 一人は射殺に、一人は解放に、そして一人は投票を棄権した。あなたはどちらに決定するだろうか。

(中略)

これは実話であり、実際のところ少年は解放された。だがその結果特殊部隊は敵兵に包囲され、決定票を入れた兵士以外は死亡し、救助に来たヘリも撃墜され、結果16名が死亡した。

本当にそんな事があったのか、それとも無かったのか、それはここではあまり 本質的ではなく、実際にこういう事はありそう、というので十分としましょう。

世の中は複雑なので、 自分の選択がどのような結果をもたらすか予測しがたいものです。 わしらは、次々と選択を迫られる。 そこでは、その場で可能な、最善と思われる選択をしつづけるしかない。 時間は戻らない。 ひとつ言えるのは、少年を殺害すればそれで全員が無事に生きて帰れたのではないか、 なんて事を考えるような奴は戦争に限らず何かにつけ決断を要するような事に向いてない。

勇敢に戦って死んだ戦士は天国に行ける、 という信仰はかつて、 潔い決断を促すインセンティブとして機能したのかもしれない。

2011/06/14

なんで「既定値」と「債務不履行」が同じ単語なの? 「でふぉると」って言われるとマジでギクっとするよ。やめてよ。

あと、「局地的重度放射能汚染地域」と無線LANが繋がるところも同じ単語だよね。 俺んちも hot spot です。ネットワーク的な意味で。

電気スタンドに使う、ハロゲン電球ぽい細長い形をした 小さい容積のクリプトン球を買って来た。 パッケージに、同じワット数でも明るくて長寿命と書いてあったので。 でも値段がずいぶん高いね。

おお。これは非常に良い。 まぁとにかく作業するところが、こういうちゃんとした電球の 綺麗な光で照らされていると全く眼の疲れが違う。 この容積が小さくて特殊ガラスでできてるタイプは、 電球表面が汚れないように注意しないと。

a blade

今使ってる奴なんだけど柄の口金が浮いて来たよ。 あーあ。 なんてこった。 ヘボすぎる。 以前作った奴は、真空熱処理時に nickel blazing でくっつけて、 絶対剥がれない強度が出てましたが、 今回使った工法では、そういう強度は出ないからな。

ちゃんとしたロウづけはどれも650度以上に加熱しないといけないみたいだが、 それではさすがのハイスも焼きがナマってしまうわけで、 何か良い方法は無いかね。

200度で作業するハンダの強度は 40N/mm^2 とか。 これに対しエポキシ接着剤は1000N/cm^2 というから 10N/mm^2 ぐらいで、 うまくいけばハンダづけに匹敵するということか。 ただ、ハンダにはいろんな種類があり、 3.5 Ag 96.5 Sn というハンダがあって、これが 250度ぐらいで作業して 100N/mm^2 という話だ。 今回使ったのは実はこれですが、 なかなかうまく浸透してくれずヒジョーに大変でした。

次のナイフの形思い付いたんだが、 この隙間があく問題の解決のメドが立ったら作ることにしよう。

ということで、株式会社ベストシステム という会社を発見しました。作業温度480-550度という製品があるようです。 ロウづけというのはロウが母材(くっつけるもの)に拡散することで強度が出る 仕組みなので、温度が低ければ拡散はあまり起きないわけですから、 700度前後で作業するものに比較すると、強度は低いわけですが、 250度のものよりは強い事が期待できます。

ハンダごてでいけるようなものは除外すると、 作業温度が焼き戻し温度以下でいけるロウ材というと、これぐらいしか見当たらないので、 週があけたら、是非問い合わせてみましょう。

2011/06/17

はぁはぁ。 いろいろにつまった。

朝とってきたビワ。そろそろ食べられなくなりそう。


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