打ち上げライブ見ました。雲海にロケットエンジンのケムリが映って、かっこよかったよ。
これってばかでかいロケット花火の間に液体水素と液体酸素がはさんであって、 その上に人がのっかってブっとんでいく乗物ですからね。 しかも帰りの滑空は気流じゃなくて衝撃波に乗って帰って来る。 考えた奴、どうかしてるね。もちろん乗る方もね。
「日本も有人飛行をどうこう」なんて意見もたまにみかけますが、 人を載せるとなるとエンジンや機体に求められる信頼性の条件は違って来るのでしょうか。 普通に考えると違ってきそうですが。
ISSは長さ100mで地上からの距離350km。一番理想的に見えたとして、そのサイズは
irb(main):305:0> ((0.1/350)/PI)*180 => 0.016370222718023523
およそ1分角です。30倍に拡大して 0.5。9mm x 5mm のものを 1m先から視た寸法です。ちっこいね。でもそれぐらいなら、なんとか写りそう。 350km は真下から見る場合で、普通はその倍ぐらい離れてる。つまり2mから見たと思えばいい。 だいぶ厳しいが、丸いか四角いか、ぐらいは判るはず。 Atlantis がくっついてるのは無理だろうけどね。
それが判ったら、次は ISS がいつどこで見えるのか、という話になる。
シャトルなんかとっくに帰って来てからしか見えない、という事が判ってガックリ。
そうこうするうちに ISSとのドッキングも解除されました。 これが超音速グライダー最後の帰還です。
Space Shuttle は横から見ると、なんかまるで旅客機かバスみたいでどんくさい形ですし、 打ち上げ時なんて冗談かよ、っていうぐらい無理のある形ですが(あの形のまま 音速超えるところが凄いね)、 大気圏再突入時に衝撃波を受ける底面は、実に美しい形状ですね。
著者: スチュアート カウフマン。 いろいろ非常に面白くてためになる本です。 いわゆる科学の範疇に収まり切らない、面白さがあります。 私のせつない読書経験からいうと、似たスケール感の人はロジャー ペンローズとか? でも、私がこの分野に疎いせいか、ペンローズのおかしな毒デンパはあんまり入ってない感じで、 彼(の「皇帝の新しい心」とか)に比べるとずいぶんマトモぽい印象です。
いわゆる学際研究ですが、「単に他の分野の知見を応用してみました」 みたいな話ではなくて独自の境地を開いているところが良いと思いました。 しかもけっこう、いろいろと役に立ちそうだよ。
簡単に書評する事は到底できないので、凄く面白いという結論だけ書いときます。 ただ、著述のスタイルはかなり独特で、わりと読みにくいです。 読むのに半年ぐらいかかりました。 文庫で出てますが、ぶあついです。高いです。 そのうちまたこれについては書く事があると思います。
時々こういうコーナーをこれから書くことにするよ。
そろそろ海王星が発見されてからようやく一回の公転が完了しますが、 その長い公転周期の間ずっと、海王星の自転は文字通り厚い謎の雲に覆われていた。 つまり、厚い雲に覆われた惑星の自転を観測するのは難しい。 University of Arizona の Erich Karkoschka さんは、海王星の南極に注目した…
貝殻をくわえて餌を岩から掻き落す魚がグレートバリアリーフに居る、というはなし
言語認識が困難な家系の遺伝子解析から特定したタンパク質の役割についての研究
象はハチが苦手で、「ハチが来たぞ」というのを知らせるための鳴き声まである。 これを利用して農園を象から守るというはなし。しかし象に襲われるんじゃ農家もたまりませんね。 やっぱしアフリカはぱねぇっすな。
通常の撮像素子を106個連結してギガピクセルの撮像面を構築し、2013年に打ち上げ予定の宇宙探査機「ガイア」に搭載する。
うちの前で撮影。ちょうど月がでるところだった。都合良く前景の樹木はボケて月に焦点があってくれた。
ミトコンドリアは母からのみ受け継ぐので、ミトコンドリア遺伝子間 距離は突然変異にのみよって決まる。 だから遺伝子距離だけで母系の系統を推定することができる。
そこで人類のミトコンドリアで系統を推定してみたら、 全員アフリカの特定の一人が起源でした、みたいな話。 それはそのはずで、 娘が生まれなかった血統は絶えるので、世代が進むごとに血統の数は減るのである。 遺伝的には自明で特に意味のある話でもない。 はやいはなしが、今この時も将来の(何十万年か後の)ミトコンドリアのイブが生きているのである。 それはあなたかもしれない。
ミヤマカミキリらしい。
外出先で見付けた。