えのすい再び (2011/12/24)


空母

あたりどころにもよると思うけど対艦ミサイル一発でアウチなので, そっち方面の守りも全部入れてセットになって初めて使えるという, そういうやっかいな存在なんですな, 空母というのは. 港に居る間は飛行機を積んでないそうですが, 飛行機を積んでない空母は, コンピュータが無いプログラマーみたいなもんです. プログラマーがコンピュータを持ってなくても襲われる事はありませんが, 空母が丸腰だと襲われるので, 非常に警戒が厳しいのだそうです.

空母だけで5000人乗っているそうですが, その他の船も含めると一体, 何人居るんでしょう. それらはすべて, 空母を離発着する航空機とそのパイロット(といってはいけないのでしたね. Aviator 航空士って言わないと) 100名あまりのために存在するわけです. また航空士たちは常に空母から安全確実迅速に離発着できるよう訓練を絶やさず, 空母離発着資格を保持するのに全力を注ぎます. つまり海軍では航空士というのは大変なエリートなのです.

こんなシステムを主戦力として運用しているのはアメリカ(と先の大戦の日本)ぐらいで, 非常にお金がかかるわけです. アメリカが空母にこだわっているのは, 先の大戦の真珠湾奇襲と, それを逆転した成功体験の呪縛なのでしょうか? 航空士はエリート中のエリートなので, 海軍の中でも発言権は非常に大きいと思いますが, それはそのまま政治力が強いということでもあります. そういうシステムが出来上がってしまったりするのも, 成功体験の呪縛といえば言えるような気もします.

次に空母が全面参加する戦争があったら, 空母神話はなくなるのでしょうか, それともやっぱし空母しかねぇな! ということになるのでしょうか? 最近は無人機流行りですが, 海軍では航空士がエリートなだけに, その配備がなかなか進まない, なんていう話を聞くと空母神話も危ういか, などと私などは思ってしまうのですが. もう空母なんか一隻ももってないわしらとしては, 関係無いといえばそれまでの話ですが.

やっぱし俺らとしては次の戦力というか局面を見据えていろいろ考えていかないとな. いつまでも戦闘機の時代じゃないぜ, ということになるのかもしれん. もうそうなっているのかもしれん.

2011/12/21

忘年会3タテで終電のがして桜木町から自転車で帰宅した. さすが自転車なんともないぜ.

でも寒かったね. 港南台のあたりは特に寒い

2011/12/23

一家でえのしま水族館に行った.

自転車で行ったんだけど, 今日はかなり寒かったので, 大変だった. 何が大変だって, これは21日に桜木町から自転車で帰宅したときも思ったんだけど, ヘルメットの通気がよすぎて頭が痛いんですよ. いやまじで. はんぱない. ものすげぇ肩が凝るっていうか, 頭痛いというか, 冷えて意識朦朧としてくるし, 表情の筋肉とかも完全にこごえてうまく喋れないし, まじきつい.

雪山では, 頭は重要防御ポイントなので, 頭だけがこんなに冷える事はない. これは新次元の寒さ体験だったね. 頭だけ温度下がってたんちゃうか. それで, なんかいろいろ考えたり動物的な振る舞いを抑制して真人間のふりをするところとかが, 機能が減ってダメまった感じになってたような気がする.

かなり全開で踏んでも暑くなかったのは唯一, ありがたかった. 厚手のシャツの上から薄いフリースも着てたんだけどね.

オオグソクムシの水槽のまえに「月に一回ちょっとしか食べない」みたいな説明があって, 妻がそれに非常に感銘をうけていたようだ.

あられ

最初はこういう角切りの小さい餅の状態の製品である. ざる状のものにのせて, 火鉢の炭火で調理して食べる.

5-6分かな? 最終的にこうなる. あまり大きさに差があると小さいのが燃えちゃう一方大きいのには芯が残るので, あまり大きなものは事前に小さく割ってから調理するといい.

2011/12/24

ハゲワシで遺体を探すプロジェクトというのがドイツでやってるらしいけど, 難航中だって. 画像をみるとヒメコンドル(Turkey vulture)みたいですね.

パイプラインのガス漏れをヒメコンドルの群れが100発100中で当てる, って話があって, ひょっとするとそれにヒントを得たのかもしれない. 動物に何か仕事をしてもらおう, というのは難しいね.

こういう話もあるよ. ハヤブサが鳩を狩るもんだから, 伝書鳩を捕らせて敵の通信を妨害してやれ, というのはローマ時代からあったらしいが, 第二次大戦でも愛国心に燃えた鷹匠が「ハヤブサこそ空の支配者ですよ. ヒットラーの鳩は一羽だって逃しませんぜ!」 みたいなことを軍の情報部に言ったらお互い本気になっちゃって, 部隊も編成されて出撃するんだ. でもハヤブサは捕れそうな鳥だったら何でも捕るわけでファシストだのヒットラーだの知ったこっちゃない. だから伝書鳩なんか全然捕まらないわけです.

だけど部隊を視察した高級将校たちはハヤブサの, ものすごい急降下をみただけで, すっかり満足して帰っちゃうんだって.

そういえば, BBC の Earthflight という番組にはとても注目しています. フランスの「わたりどり」っていう映画がありましたが, それのパワーアップ版かな. 鳥にカメラ載せて撮影した場面もけっこうあるみたいですが, あれはいいですよ. そういえば GoPro というカメラをかもめが盗んで飛び去る動画が YouTube にありますが, 飛翔感が尋常でなくすばらしい.

クリスマスぽい何か


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