ハヤブサ繁殖開始 (2012/02/28)


自己評価との違い

自分では新しい事をおぼえるのは遅いほうだが, 一見自明なことでもしつこく考えるところが強みと思ってるんだけど, たとえば大学院の指導教官の話をきくと, 考えるスピードや新しい事をできるようになる速度が優れている, という話なんだ. しかも, そのために重要な基礎や細部を見落すという欠点つきだっていうんだ.

まるで自己評価と裏返しですよ. いやー自分のことというのは判らんもんです.

平均的な平均像

平均ってよく使う用語だし操作もエクセルとかにおまけでついてる(よね?)ので, すっかりおなじみだと思っていたら, これが案外そうでもない, という話を書いてみたんだ.

わしは学生のときに確率論を履修してないという, どうしょうもないうつけものでして, 恥をしのんで申し上げますと, 働いてたときに泥縄で勉強したんですわ. だから, 自分にとっては確率論というのは最新流行のテクノロジーなんですよ. 確率論しびれるぜ.

記事の感想としては, そこが知りたいという肝心なところで記事が終わってる, というものと, サンプルと確率空間の関係がよくわからない, というものをいただきました.

わしごときが確率空間とか確率変数とかの説明を適当にとばしてサンプルと分布の関係とかを説明しようというのは, やっぱし無理があったようです. その辺の説明をあとで書き足しましたが, かえって解りにくくなった気もします.

今日の散歩

そろそろ各地はハヤブサの繁殖時期らしいのでちょっと様子を見に行ってきた.

いつもの見張り場には何も居ないし, 観察してる人も誰も居ないし, 閑散としたもんです. ただ, よくつかう食事場や見張り場にはあいかわらず使った跡はあるので, 居ることは居るんだろ, また来るかな, とおもって帰ろうとしたら, 思わず首をすくめる程の「バシュー!!」みたいなものすげぇ風切り音とともに2羽揃って帰ってきた. 雌(右画像)は岩棚にとまって甘え鳴きをしている. その間雄は入江を2周滑空して周回し, 2周目は向こうの方に停まっていたトビをわざわざ蹴散らしてから, この休み枝に到着.

かっこよすぎるんじゃおまえら.

撮影機材はいつもの双眼鏡. いつも自分で感心してるんですが案外写るもんですね.

ユーロのアレ

なかなか暇もないので一般メディアといったら最近は BBC 以外見てないのですが, 話を聞いているとすっかり「ギリシャのろくでなしお父さん 対 ドイツの締まりやお母さん」という図式です. もうアホかと. wheather greece is a bottomless pit とか言ってるんだけど, まったく話にならない.

まず, bottomless pit がユーロ圏にあるか無いかというと, そりゃあるに決まってるわけですよ. そういう前提ですべてがつくられてないと, 何かあるたんびにいちいち全部やりなおしだ. だから, 今頃そんな事言ってたら絶対に問題は解決しない. だが, もっと悪いことは, 解決すべき問題はそんなところには無いというところなんだ. みんな全然違うところ見てるんだ.

起きたことはこうです. 国債バブルがはじけた. だから資産が無くなった. これをどうするかです. もう起きた事なんだから, ギリシャのせいだとか, いやそうじゃないとか言うだけ無駄. まずは清算スキーム. そして, 次にいくにはどうするのがいいのか, その仕組みをじっくり考えないと. CDS とか脱ユーロswap とかの裸売りとかどうするのか? これをなんとかしないとまた同じ事が起きる. これは世界共通の問題で, 今は利回り高めの債券を発行できなくなっている.

それでどうするのかいいのかというと, そんなん解ったらこんなところでうだうだ言ってないがな.

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