5月1日に間違って巣箱を開けちゃった時の画像と, シジュウカラの繁殖の記録 などから見ると, 雛は5/1時点で13から14日めぐらいの感じだ. そこで, これまでのイベントを時系列で並べてみた. カッコ表記はシジュウカラなどの記録から適当に想像したもの.
日付 | 活動 | 孵化起算日(推定) |
3/18 | 入り口を少し広げてやったら入居決定. | -30 |
3/20 | シジュウカラと抗争. コケ搬入 | -28 |
3/28 | 動物の毛を搬入. 巣の内装である.(産卵開始?) | -20 |
3/31 | 雌が雛のような仕草. (交尾産卵?) | -17 |
4/3 | (抱卵開始?) | -14 |
4/9 | スズメと抗争 | -8 |
4/17 | (孵化?) | 0 |
4/23 | スズメ抗争激化. スズメが巣箱の屋根に居座ってるのを俺が追い払った. | +6 |
4/24 | 妻が雛の声を聞く | +7 |
4/28 | 盛んに食事を運んで, 排泄物を搬出している. | +11 |
5/1 | 間違って箱をあけたら2週め?ぐらいの雛 | +14 |
5/5 | 巣外の親の呼びかけに返事 | +18 |
文献によると抱卵は最後の卵から2週間前後みたいだから, 4/3 あたりが産卵終了だろうか. そうだとすると3月末から産卵開始しているはずで, これはちょうど動物の毛を盛んに搬入していた時と一致する. 産卵の進行に合わせて動物の毛を増量するようだ.
孵化から巣立ちまでは2-3週間らしいので, 食事の30分から5分に一回というペースからして, そろそろ巣立つ気もするが, 雛はまだ穴から顔を出さないので, まだ少し先という気もする.
今日の様子. 一日じゅう雨だったので, 親は頭がびしょ濡れ.
巣箱の中から, 親の呼びかけに答えるようになった.
おそらく今日明日じゅうに巣立ちだと思うが, 残念ながら外出せねばならず, 確認はできない. 帰宅したらもう居ないと思う.
いろいろあって一瞬帰省した.
撮影はできなかったが, 室津では上空をハヤブサがとおりかかった. 一方, このあたりでよくみかけるミサゴは, どういうわけか全く見なかった.
こんどはスカイマークの神戸空港便を使って帰省してみたい.
無事にもぬけのからとなっていた.
何かいろんなものの毛がいっぱい詰まってて, おもしろい.
さて, 開けてみました. シミが毛を狙って住み着いていました.
全景. 巣箱の奥行きは 150mm 横幅は100mm で, 見ての通り目一杯使ってる. また, 見えるところはほぼすべて毛で被われている.
一番奥に入ったところに長径80mm短径70mm深さ50mmの産座.
平坦部分の毛の厚みは少ないが, 産座の凹みは20mm以上の厚さで毛が敷いてあり, 非常に暖かい. 手を当てると自分の熱を直ちに感じるほどの断熱性がある.
毛は犬猫の他に, 人間の頭の毛と思われるものもある. 他によくわからないものも多数含まれており, 左の茶色の物質は正体不明. 合成繊維のようにも見えるが, どういう物質で何に使われていたものだあろうか?
右の画像は, よくわからない白い物質. 最初は卵の殻かとも思ったがよくわからない. 搬出できなかった雛の糞だろうか?