今日は一日暑かった. ル=マン24時間レースの決勝があったので, なんかぼーっと見てしまった. こういうまったりしたレースも悪くないな. 特に壊れたら直して走る, というのがいい. もっというと, 壊れるの前提というのがいい. さらに言うと, みんな壊れるから, 一回壊れたぐらいでは勝てるチャンスが無くならないというのが素晴らしい.
平均時速200km以上だから一日で5000km走るんだってね. 日本から出発したら, 一日でおおかた北極まで届くがな. そう考えるとあんまりまったりしてない. まぁレースだし大変なんだけど. かつて自動車レースも公道で行われていたころの名残りがある, 数少ないレースか.
そういえば, 夏至の頃を選んでこのレースは行われているという事に今年になってようやく気づいた. さすがに夜中に競争で運転するのは, 周回コースといえども負担だから夜は短いほうがいいよ.
ちっこいカマキリの季節
カマキリは敵を察知すると横に歩いて葉の裏に隠れる(左画像). 小さいうちからこの動作がある. けっこう洗練されていて素早いのでうっかりすると消えたような気がするものだが, それでいうとなんといってもこの記事で紹介されているヤモリとゴキブリの動きが凄い.
縦の動きなので上から見ていると消えたように見えるのではないか. まさか裏に居るとは思わない. ヤモリは, 尾を上にあげて, 隠れている遮蔽物からはみ出さないようになってるあたりもいい.
消えるように見えるのは, 脳が動きを予測する機能を備えており, 彼らの動作がその予測を裏切るからだ. 捕まえようと手を(あるいは足を)伸ばしてから届くまで時間がかかるので, 今居る場所に手をのばしたら, 手が届いたときにはもうそこには居ない. 捕まえるためには手が届くその瞬間にどこに居るかを予測する必要がある. そしてまさにそれゆえに, 彼らは視界から消えることができる.
普通に均質な材料で作ると, ひび割れの部分に力が集中するから割れがあっというまに進行して, すぐに壊れる. しかしひび割れがまったく生じないようにすることは不可能だ. 一方, それが進まないように制御することはできる.
餌になる昆虫の種類を, その昆虫の触覚の微妙な差異で見分けるハエトリグモ. 人が子細に見ても判らないような違いを見分けることができる.
茶こしの柄がもげたのを直した. 久々にはんだごてで火傷した. くそいてぇ.w
今回ははりがねで巻いてからハンダづけした. だいぶ頑丈になったんじゃないかと期待しているんだけど, だめかね.