おれにとってすうがくとはなにか (2012/09/04)


2012/09/01

とかげ.

この種類のトカゲって, うちのまわりに案外居るんだけど, 実家のほうでは少なかったなぁ. 用心深くて撮影はあんがい難しい.

顔がかわいい.

おれにとってすうがくとはなにか

子供の頃は, 数学とは, 効率よく良い点数がとれる何かだった. おぼえることも少ないし. 俺は人柄上いくつか問題があるので教師のおぼえはめでたくなかったこともあり, テスト一発で何かが決まる, というのは非常にありがたい事だった. 学力テストというのは人生のすべての困難をチャラにできるジョーカーのような存在で唯一の救いだった. そして数学と物理はその主戦力だった.

そういう身も蓋もない位置づけが変わったのは, 中高の図書室でみた, ガードナーの数学パズルと, 数学セミナーの「エレガントな回答」コーナーだった.

しかし俺は学位をとれずに大学院を中退した奴であるから, しばらくはすっかり数学や, そもそも頭を使う事が嫌になっていた. なにしろ世界レベルと比べると俺という存在は全くまるきり凡庸であり, せいぜい中の下ぐらいであって, べつに居てもいなくても構わないどうでもいいものなのだった. まぁとにかくいろいろあったので, 俺は頭を使うのがすっかり嫌になったりした.

俺はもう自分で考えたい問題というのは全く持ち合わせていないし, そんなものを探すつもりも無い. とにかくあれからいろいろあったが, 最終的には, 俺は「誰かが困っているのならその問題を解決してさしあげますよ. その間, 生きていけるだけのカネをくれ.」 というビジネスモデルを考えた. 当面うまくいってる. 多分, インターネッツとインテルのすげぇ cpu を積んだパソコンのおかげで世の中に数学が必要になったせいだと思う. プログラミングは俺にとって数学を表現する手段であり凝ったことができる電卓である.

しかし, 最近, ただメシのたねという以上の何かというか, やはり, なんか自分の問題を持った方が良い気がしてきている. 理由はよくわからないが, そういう気がするのである. そういう動物的勘がする. そこで最近復刊されたガードナーの数学パズルを読んでみた. 思えばこの本が, 俺をして数学を志すように仕向けたのであった.

要するに一周まわって戻ってきた.

2012/09/02

今日は不安定な天気である. 晴れたり雷が鳴ったり.

日差しの方向の関係上うちではあまり虹が見えないのだ.

昨日, 西岡常一棟梁の映画のDVDが届いたので, 見た. ちゃんとした大工道具をちゃんと使ってるところを見るのも久しぶりやで. 俺が子供だった頃までは, ちゃんとした大工道具を使える職人が, まだ普通に居たもんですけどね. きょうびそんな職人はどこに行ったら会えるんですかね.

きちんと切れる大工道具をきちんと使ってるところは, 気持ちのいいもんです.

そういえば最近は軒が全然無い家が流行ってますね. うちの近所もそうなんですが. 何なんすかねあれは. 軒が無いから雨が降ったらそっくりそのまま全部壁にかかる. でも屋根と同じだけの防水性なんか, 壁にあるわけないやん. 壁には窓もあいてるしな. あんなもん, 10年もしないで壁が下の方から腐ってくるで.

業者はプロなんだから, 施主がなんぼアホな事言ってもきちんとしたものを建てないと. 客が「河豚のキモ食べる食べる食べる食べるナニがなんでも食べる」って言っても, 料理人はそれで注文受けたりしないでしょ.

うは. 23:20 停電したよ. すげぇ落雷あった. ネットにつながらなくなったので仕事やめてねた.

2012/09/04

しんばしで飲み会.

そのまえに丸の内で本屋. 「もうすぐ絶滅する紙の本」買った. これ, やたら造本がかっこええねんけど.

空手家のたけいさんに教わったやりかたで, ぐりぐり肩甲骨を回しながら歩いてるんだけど, これは本当に効きますね. こんどこそ肩こりが治るかもしれん.

最近, なんだかんだいってけっこう本買ってる.


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