子供の頃はよくわざわざバッタをつかまえてきて食わせたりしてましたね.
こんにちわ
ハラビロカマキリ
しんたにかおる的無茶パース. しかもこっち見てる.
カマキリの複眼って, なんかまんなかに黒目があって, いかにもこっち見てるような感じがする. しかも首がわりかし自由に曲がる. そのせいで, なにやら昆虫らしからぬ表情がある. そういえば, 昆虫でこんなふうに首が自由に曲がる奴って他に無いよな. トンボも少し動くけど, 可動範囲はずっと狭い.
朝の散歩で.
なんかでかいちょうちょ. なんていう種類かね?
ほう, アサギマダラだって. 渡りで有名な蝶だよ. アサギマダラの渡りの記事. この記事によると, 香港や台湾も通りすがりで, 本当はベトナムとかそっちのほうで越冬繁殖するんじゃなかろうか, という推測がある. まぁそうかもしれん. 全員がそういう行動をとるわけではなかろうが, 今知られている渡りが, 行動の一部でしかない可能性はある.
蝶は, 北上する個体と南下する個体は別なんだってね. まぁそりゃそうだろうけど.
ところで, 鳥類では, その年に生まれた個体が親と一緒に渡りをすることで, 行動や経路に関する学習をし, これで渡りの行動が完成することがわかっている. つまり親から子に渡りの経路や場所が伝授されねばならない. だから, たまたま違うふうにやってみたらもっとうまくいった時に, それを子孫に伝える事ができる,など行動の柔軟性が発揮される余地がある. 渡り行動自体がうまれた背後に, この事情があるのではないかと考えるのは自然だ.
ところが蝶では帰りの経路を知っている者が誰も居ないなかで渡りをするわけだ. いったいどのようにしてこの行動は獲得されたのだろうか? 無闇に海に飛び出して, 2500kmの行程の渡り行動を獲得することを期待するのは, 適当に文字列を並べてシェイクスピアができることを期待するのと同じぐらい馬鹿げているように俺には見える.
非常に飛ぶのが巧みな蝶というのがアオスジアゲハをはじめとして幾つかあるけど, この種もそうだった. 本種の滑空は非常に美しい. さすがに長距離の渡りをするだけのことはある.
またとってきた.
アカタテハは気流の都合によっては高度500mまで上昇する!
ガンなど大型の渡り鳥はV字編隊を使うが, これは, 翼端渦に後続個体が乗ると揚力の節約になり, その分迎え角を減らせるので前に進むのも楽になる, という事情による. 航空機でもそのあたりは同じなので, アメリカ空軍ではこれを勘案した新たな編隊手順を策定中. 燃費が節約できる.