北海道旅行後半 (2013/09/28)


4日め

本日は, あまり天気がよろしくない.

神ノ子池

なんか嘘っぽい写真w

しゃけとばを削りつつ

いわゆる一つのオホーツクの荒波とシャケの遡上

俺だよ俺.

今日と明日は知床半島の北側というか西側に宿泊する. どの宿も食事は非常においしかったが, ここが一番, 地元の味わいがあって, よかった. ウトロの民宿「たんぽぽ」さん.

5日め

船にて知床観光

知床五湖. ヒグマがいっぱい居るとかで, 軍曹殿よりヒグマに襲われたときの訓練をうける. 熊にあう前とあとに「サー」を忘れるな!

熊は出なかった. 代わりにキノコがいっぱい出てた.

明日は天気がよくなりそうな気もする, なかなかするどい夕焼けである. 西側なので, 日没がよく見えた.

6日め

知床半島の峠をこえて, 野付岬へ.

途中のコンビニで米を, 道の駅でイクラとカキを買って, 昼食とする.

風が強いので, 調理する場所をさがしてうろうろしていたら, 頭上すぐをオジロワシが通過した.

野付岬は不思議な所だ.

アンセルアダムスの作品で見かけたような枯れ木の上空をいろんな鳥が通り過ぎる. 大きなガンか何かの群れが典型的なV字で頭上を通過した. こういうV字はずいぶん見てないように思う.

ひらべったい石ころの間に, 細長い巻き貝の殻が無数に落ちている.

今日とまる宿は, 庭の池の魚の味をおぼえたシマフクロウがしょっちゅうやってくる, というのが売りの旅館である. まぁ, 餌付けされたとはいえ, 野鳥なので来るこないは鳥の勝手である.

ちっともこないので12時ころ諦めて寝た. ただ, おもしろいことにその池にはカメラがあって, 客室のテレビでその様子をみることができるのだ. いちいち庭をみにいかなくても, 布団にもぐりこんだままリモート監視である.

7日め

まぁ気配を感じたというと嘘なんだけど, やっぱし気になって3時半頃起きたら, テレビに, なんかもぞもぞ動くものが映っているではないか. 即応体制ということで, 望遠鏡にカメラはとりつけたままだったので, それを担いですぐ出動する.

あんまり慌てたので, 浴衣一枚で来てしまったので, 1時間ぐらいでいろいろ限界になった. 体温が下がってアホになり些細な事にイライラするようになったので, とりいそぎ一旦, 観察場所の近所にある風呂につかって体温を戻し, 自室に戻って服を着替えて続行.

動画もとってみた. 捕食種は全般に, あまり動かないもので, これでも動いた方.

夜明けは5時なので, まもなく明るくなってきて焦点も見やすいし解像度も向上して撮影しやすくなった.

じつは首がかなり長く, 普段は後ろにS字に折りたたんでいるようだ.

足. この足と爪は, 浅瀬の魚には少々オーバースペックではないだろうか. なお, ここにはうつっていないが, この個体には標識がついていた.

この個体はオスだというが, このとおり左目がよくない. 今年は繁殖に失敗したそうだが, 縄張り争いの外傷だろうか?

6時半まで, 延々と3時間も粘っていたことになる. 片目で食事がとれる場所というと, この池ぐらいしか無いのではなかろうか? この冬を越せるのだろうかと余計な心配をしたくなる.

帰りに空港近くの耕作地で鶴を見て帰宅.


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