餅と彗星 (2013/11/22)


2013/11/16

まじ風邪ひいてくそしんどいんですが. 咳がとまらないんで.

2013/11/22

omochi

最近, 火鉢の灰の調子が去年の感じに戻ってきたので助かっている.

火鉢の性能を決める上で非常に重要なのが, 灰である事はいまさら言うまでもない事であるし, 全国一千万火鉢ユーザの方々も, 理想の灰を求めて日々炭を焚いている事と思うが, うちの灰は, ちょっと手違いがあって, 今月いっぱいは非常に調子が悪かったのである.

灰の役割にはいくつかあるが, 中でも重要なのは断熱性だ. 燃え盛る炭の熱が床に到達する事を妨げる必要性はほぼ自明だ. それ以外にも, これはとくに小型の火鉢において重要なのだが, 炭の温度を維持するという役割を灰は担っているのだ.

小型の火鉢においては, おおきな炭を何個も入れるわけにはいかないので, 普通のサイズの火鉢や, あるいは囲炉裏のように, 適当に火がついたら, あとは炭を入れとけば勝手に燃えてて消えない, というわけにはいかない.

それなりのサイズの炭になれば, 2個がせいぜいである. 火がついた炭を2個, 適当に灰の上にころがしとくとたいてい30分もせずに消えてしまうものだ. これが3個, 4個になれば事情はまったく違ってくるのだが.

その原因は, 炭の温度が維持できないためである. 炭は黒いので, 非常に効率的に輻射熱を出していて, 燃焼により得られる熱だけでは燃焼に必要な温度を維持できないことがある.

そんな場合も, 全体を灰に埋めておけば, 燃焼の進行も緩やかに, そして失われる熱も少なく, 炭全体に熱がまわって, 非常に具合が良いのである. ただし, もし灰が理想的な性能を維持しているのであれば, だ.

どうやらこの性能は灰の粒子の細かさに依存しているようだ. 必然的にそういう灰は舞い上がって, パソコンの穴に詰まるので, それなりに具合が悪い. 多分, 火鉢は情報処理産業とはあまり相性が良くない.

ISON彗星. raw 10枚から気合と根性で合成.

尾の構造が見える! 私にも見えるぞ!

見えない人は心が曇っています.

まぁなんだ. いつもながら彗星は前評判おおげさすぎ.


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