紅葉とか気温もそうですが, なかでももっとも季節の移り変わりを感じるのは, 生物相がけっこうごっそり入れ替わるという現象です.
去る夏鳥, 来る冬鳥. そしてずっと居る奴.
去る時期と来る時期がわりと一致してる, というのは非常に面白く思える. しかしこれは地球全体でみればそれは自明な事である. どういうことかというと, みんな一斉に南に移動しているのである.
ガン, カモの仲間の編隊飛行は有名で, その物理的な意味(つまりひとりで飛ぶよりも何がどうお得なのか)も今ではすっかり解明されている. そして自転車同様に先頭が一番大変なのである. とはいえ大変である理由あるいは仕組みが自転車とは異なる. だから縦一列ではなく斜めに編隊を構成する.
きっと「おまえ, 今朝から一回も前引いてへんやろ」「いやー今日は体が重くて」とか言ってるだろ.
カモの仲間は, もちろん風向きが無関係というわけではないが, 猛禽のように上昇気流頼みというわけではなく, 自分の筋力で高度も距離も稼ぐので, 相模湾程度はまっすぐ直線に通過する. 歩き方, 走り方が種類によって異なるように, 飛び方も鳥によって様々である.
今年はあまり採れないむかご.
(前略)
ところが4匹めの子豚は木で, しかも家ではなく塔を立て始めました. 敷地は北に山, 南に池, 東には街道, 西には川が流れている場所を選びました. 使う木はもちろん桧です. 他の3匹の子豚の家がすっかり完成したころ, やっと木割が終わりました.
(中略)
しかし, 他の子豚の家がすべて更地になり, オオカミが絶滅してしまっても, 4匹めの子豚の立てた塔は倒れず, 立派に立っていました. やがて1400年が過ぎ, 子豚の塔は世界遺産となりました.
そうです. 4匹めの子豚は西岡常一だったのです.
おわり.
ということで, たまにはこういうものを見て人生に喝を入れないとな! と妻もいうので「鬼に訊け」を久々に見ました.
手で持つところと刃の間にあって, この二つの区間を分割しているでっぱりの事です. 刀でいうと, 鍔だ.
刀は, なぜここに出っ張りがあるかというと, それは相手の刃を受けるためだ. 相手の刃先をこちらの手元で受ければ相手の刀をコントロールできる.
その必要がなければ, 出っ張りは無いのが普通だが, どういうわけか最近のナイフには「手が滑って刃の上に着地しないように」でっぱりや溝がつけられているものが多い.
はっきり言ってアレは邪魔なので無くしてもらいたいと痛切に思っている. 10cm前後の小さいナイフにあのでっぱりがあるのを見る度に, 非常にイラっとする. そんなもん, 自分が使うわけでもないのに. ほっとけ, ちゅうねん, と思いつつもいちいちイラついてしまう.
当然, わしの作るナイフは一本を除いてすべて, この出っ張りが一切存在しない設計である. なぜなら, 柄を詰めて, つまり刃の近くを持って細かい作業をするときに, 柄と刃がつながってるところに要らん凹凸があると, 非常に邪魔になるからだ. ところが, 戦後のアメリカの意匠の流れをひく製品では, 刃元と柄のつながるところに余計なでこぼこが無いものは非常に少ない.
みんなどうして手が滑って刃に着地するんじゃないか, っていう強迫観念に駆られるんですかね? そこがまったく理解できない.
刃渡り10cmも無いナイフで, そんな要らんでっぱりがあって, 使う時に邪魔に感じないのかね? わしは折りたたみナイフによくある些細なでっぱり程度でも, えらい邪魔だとつくづく思ったので, 自分で作るナイフにはそのようなでこぼこは一切つけまいと決心しているのだ.
こないだ Bill Bagwell の Bowie ナイフ本を読んでたら, やっぱし刃渡り10cm前後のナイフには, 邪魔になるだけのガードなんか絶対につけないし, 今もナイフを使う習慣を失っていない世界中の様々な民族のナイフはどれもそういう作りだ, という事が書いてあって, やっぱしそうだよなぁ, とつくづく思った次第.
稲村ヶ崎でも小鳥の渡りが見られる. たまにヒタキも通るし, ヒヨドリの渡りもなかなか壮観だ.
しかし, ヒヨドリはいったいどっちに移動してゆくのか, これはまったく自明ではなく判然としない. 西に向かう個体群もあり, 東に向かうものもいる. 西はいいとして, 東は半島を南下して房総にでも渡るのだろうか.
画像は左端以外はすべて双眼鏡の接眼部にかめらをくっつけて撮影した. 徐々にうまくなってる気がする.
炭酸ガスボンベが一番楽なんだけど, 一回使ったら終わりというのが具合が悪い. 連泊する時などが典型であろう. いまは小型の良いポンプがあるので, ここ数年はずっとこのサイズのポンプを使ってる(何社かこのサイズで出してると思う).
小さいのでちょっと使いにくい. 特にロードに必要な空気圧まで入れるのに必要な力をかけるのが難しいと思っていたのだが, 柄をこうやって持てばわりと簡単に必要な空気圧をかけることができた.
今年はスカかな, と思ったんだけど, じっくり探したら案外とれた. 最後の画像はかたつむり.