ややカフカめいたものを作ってみた. 暇だったので.
最初は, ボール紙で正三角形5つの屋根を一つ作って, それを治具にして組み立てたのだが, ステンレス用のフラックスは液体なわけで, これが流れて治具がふにゃふにゃになってしまい, 結局, かなり歪んだものになってしまった.
やはりそのできばえはかなり不愉快なものだったので, 一旦分解してから, 紙で本当に20面体を作って, その辺に粘着テープで部材を並べてハンダ付けしなおした. こっちのほうが結局簡単でできあがりも綺麗である.
なんか増えた.
正四面体はさすがに, 治具なんか作らんでもできる.
翌日, さらに増えました.
12面体は接合部がピン接合ではないので, 他のよりも弱いです.
どうも6面体は作る気が起きませんな.
5種類コンプリート.
興味深く思えるのが, こういう安定した積み方が存在するところで, 辺(稜)が面の角に収まって, しかもすべての多面体の重心が直線上に並ぶので, 非常に力学的に比較的安定している. これはなかなか実物を手にしないとわからない事だと思った.
12面体の作成はわりと頭を使うところで, 20面体と同じ辺のサイズにするとむちゃくちゃ大きくなってしまうが, じゃあどれくらいなら適当な大きさなのか? というのはわりと謎である.
多分, 20面体と12面体が双対関係にある, というのを使ってその双対が自然に見えるぐらいの寸法がよろしかろう. ということで, 既に完成している20面体の三角形の重心の間の距離を元に一辺の寸法を決めた.
できばえになんといっても影響するのは部材の寸法の揃い方である. 部材の切断が終わってから, 長さを0.1mm単位で厳密に揃えるべき. そういう事をちゃんと実践したのは, 最後のサイコロを作る時だった.
こどもの自転車買った. 毎日楽しそうに乗っている. 気に入ってよかった. 俺の自転車は壊れたままだが.
でかい組織と法律でモメても, こっちに手札があるうちは, べつにびびる必要は全くない事が多い. 組織の打たれ強さというのは一番弱い輪で決まるからだ. 組織にべったり浸かってる奴のリスクのセンスはどうしょうもなくへぼい.
もっとも, 守る側にまわると, しんどい. 組織には専門家が居るし, 必要に応じて外から連れてくることもできる.
ずっと, おもしろげな研究を拾って紹介するというのをやってなかったので.
Photometry and Spin Rate Distribution of Small-Size d Main Belt Asteroids D. Polishook a,b,* and N. Brosch a小惑星の自転周期の調査. サイズの大きい奴と, そうでないやつで分布が違うらしい. 大きいほうは Maxwell 分布ということで, それに関連する力学が背後にあるのはほぼ自明ということらしい(どういう力学かは調べてない). しかし他の論文でみかけた分布の正規化というのが, いまいちどういう意味があるのか理解できなかった.
とにかく, 微小天体の自転の力学はまだまだ研究途上ということらしい.
The shocking predatory strike of the electric eel, Kenneth Catania電気うなぎは, 発生する高圧電位で獲物の運動神経を乗っ取ることで捕食するだって.
かっこいい. あと, SFぽい. SFに出てくるスーパーハカーぽい.