去年の11月23日に自転車が壊れて, 12月に注文して約3ヶ月.
ついに壊れた自転車の代わりがやってきた.
作ってくれたのは, Kalavinka つくもサイクルの田邊さん.
今回, フレームサイズをすこしのばして55cmにした. それから, 色は, おめでたい感じにした.
パイプはよくあるSCMではなくSNCMにした. Nickel Chrome Molybdenum だ. Kaisei 8630 だ. だから何だ, っていう話だ. どういうメリットがあるんですかね, まったく理解してませんが. ニッケルってどういう振る舞いだっけ? まぁ高級な材料ということで. ただし, 熱処理管じゃない, という事らしいので, ナマ材のまま使ってて, クロームとかニッケルとか添加する意味あんの? という素朴な疑問はある.
フォークは以前と同じ, 丸断面ブレードの角クラウン. エンドはロード用ストドロ.
それでは乗った感想.
全般的に非常に乗ってて気分が良いです. すごく良いのです. 特に, カーブ曲がるのがこんなに気分が良い乗り物はありませんな. 非常に安定していて, かつ, 思った瞬間に思った方にズバっと行けます. 前後の重さバランスが良いのだろうか.
ダッシュがまえより効くんだけど, そりゃまえのフレームはチェンステーにクラックも入ってたわけで当然なんですが. 後ろ半分の剛性が以前よりもあるんじゃないか, という気がしてる. シートステーの工作は, 今回, 笹葉で横付けにしたんだけど, 関係あるんかね. わかりません.
ハンドルまでの距離は, 以前とそんなに変わらないと思うのだが, 一見するとハンドル上げてないのに, かなり楽. 何時間でも乗っていたいところ. しかしダッシュ効くこともあって「ほらもっとスピード出せよ」って言ってくる感じはあるので, 実際乗ってると, あんまし気楽でもない. そういえば長年自転車乗ってて, ハンドルの高さ上げるの初めてです.
あと, かっこいいです. こんなかっこいい乗り物は, なかなか無い.
廃棄家電の電源ケーブルがもったいないなぁ, と思ったので, 電気屋でコンセントプラグみたいな体裁だけど出っ張りじゃなくて穴になってるほうを買ってきて, 延長コードにした. 自宅内で微妙にコンセントが遠い場所があるのだが, その周辺で何かやるときに非常に便利である.
延長コードは, 末端が3つぐらい刺せるようになってるやつが多いんだけど, そんな三つも要らんねん. 出口が一個だと小さくて手軽で, すごい具合良いですよ. 器具の値段は100円ぐらいだった.
金属フレームは, 雨で乗ったら, めんどくさくてもちゃんとシートピラーとステム抜いて乾かしましょう.
スチールフレームの管は, 両端が厚くてまんなかへんが薄い. だけど, 外形の寸法は同じ. ということは, 内径が両端が小さくてまんなかへんが大きい(ひろい)ということだ.
その, 広くなってるところで錆びたら, そりゃにっちもさっちもいかないよ. 当たり前だろ. 動くわけがない. 結局, フレームを切断して, パイプを縦に割って取り出したんだけどね, 中の方は直径が0.1mm大きくなってたよ. 0.1mmもでかくなって, 出てくるわけないだろ. 0.01 でも下手すりゃ出てこないぞ.
なんかね, いろいろ記事はあるんですよ. お湯かけたらいいとかどうとか. 俺もガストーチであぶってみたりしたんだけど, まったく何の意味もなかったね. 今にしてみりゃ当たり前で動くほうがおかしい. 0.1mm育ったものを取り出す方法は, 切るしかないですよ.
だから, そんなに育つまえになんとかしようぜ.