Peregrine Fund, ウグイス, 事務のCurry化 (2016/12/10)


11月に雪が降るのは珍しいというが,北極の氷がなくなりジェット気流を北の方に留め置けなくなって蛇行の収拾がつかなくなっているので,こうなるのは自明だ.

2016/11/26

受験票が届いた.

それから,久々に買い物をしたのだが,それがやっと届いた.

the Peregrine Fund はDDTからハヤブサの絶滅を救った伝説のプロジェクトだ.

ここの,カレンダーが以前からずっと欲しかったんだ.

文化のきわみ

種などはいっさい蒔いてないのだが,なぜか今年は冬瓜が自生してきてこれだけ収穫できた.

一緒にうつっているアイスアックスはシャフト長さ0.5m

かぼちゃも生えたのだが,全て虫にやられてダメだった.

庭のとり

妻が傷んだみかんを木に刺した.

ウグイスはよくうちに来るが,撮影はそれほど簡単ではない.なにしろ常に動いており,しかも絶対にヤブから出てこないので.

壊滅的な事務能力を救済できるというたった一つの冴えたやり方と関数プログラミングについて

インターネッツに接続しているみなさんは事務作業は得意ですか?既に予定がはいっている日に約束を新たに追加したりしていますか?

ちなみに私は事務作業が壊滅的にダメです.空欄をうめていく書類を見ただけで「うっ」となります.

白い紙を渡されて好きなようにかく,という書類なら全然平気だしいくらでも書けます.しばしばやりすぎてオコラレますが.

とにかく空欄がまずい.アレがダメであり非常によくない.とにかくいろんな間違いがおきる.たとえば文字の順番が入れ替わる.ヘンとツクリが隣あるいは何個か離れた文字で入れ替わることもある.これでも案外読めるもので,書いた本人は少なくとも気づかない.

俺が空欄のある書類を書いていくやり方は,いわゆる関数プログラミングでいうところのmap-reduceというやつで,木構造になっている書類を再帰的にうめてゆくのである.

書類を空欄を埋める関数にmapすると,この関数が,対象がアトミックな空欄ならば周囲を見て書き込むべき内容についての情報をコンパイルして中身を生成し,これを間違えないようにはみださないように欄内に出力するのだ.アトミックでない場合は要素に分割してmapする.こうしてmapされた穴埋めプロセスがreduceされると最終的に,すべての空欄が間違いなく埋まった書類がrootなnodeとして戻り値として得られる.これが俺の編み出した事務処理である.

これでいつも間違いなくちゃんとした書類が完成しそうに見えるが,それは見通しが残念ながら甘いといわざるをえない.しばしば,紙の下のほうにコメ印で注意書きがあるからだ.

もちろん俺は,解決策もないのにこんな記事は書かない.言ってもしょうがない事を言い出すことは,男には許されない.もちろん女にだって許されないが.つまり人類には許されないってことになる.

lambda calculusには,関数の引数を1個にする,という操作がある.名前がついていてCurry化という.かのAlonzo Churchの弟子であったHaskell Curryに由来する名称だ.これを使えばいい.一つの書類に書き込むべき空欄は一つ.これである.これによりいままで一枚だった書類の枚数が増大するが,その代わりに要素を分割して再帰的に処理する必要もなくなるし,なにより空欄を埋めるための情報の局在性が保証される上に末尾再帰で最適化できる.

このようにしてもなお,10枚めに1枚めの空欄の注意書きを書く奴は呪われてあれ.

2016/12/10

blue bottle coffee という店があり,それは六本木にあるわけだが,仕事で六本木によったときに最近仕事を一緒にやっている同僚の方に案内してもらって,立ち寄ってみた.

うちの自宅のコーヒーもうまいですが,いやー本当にうまいコーヒーというものは存在するんですな.感心しました.また行こうと思いました.

政治学という学問があって,これはおおむね政治における決断や選択の公正さを(可能ならば)定量化して考察するという学問のようである.選挙や個別の政策の評価などが研究対象となっているようだった.まだまだこれから発展する学問領域である.

u-hyogo

兵庫県立大学を受験しました.合格しました.選考では研究計画をプレゼンするということになっていたのですが,その注意書きを読み落としていて何も準備していなかったので,面接ではちょっと焦りました.まぁでも自分の仕事なんやから憶えてるし.

このようにやらかしつつ無事に生きています.忘年会が続いています.


過去の落書きリスト