ルリビタキ,20インチ子供自転車,スマリヤン死去 (2017/02/09)


2017/01/25

ジョビ子と米食うヒヨドリ

こどもが表で水を凍らせる実験をしている.

ルリビタキは素早く飛び去った.

こどもの自転車が小さくなったので新しいのを買った.

なんと,20インチで重さが8kgである.たしかに俺のロードとほぼ同じ重さだ.

これはすごいことで,このサイズの子供用の自転車はどれも重さが13kgぐらいあるのだ.圧倒的に軽く,しかもタイヤも滑らかなのがついている.

さらに変速は8段であり,車軸はクイックリリースなのだ.すげぇ.

まぁしょうがないですが,この内容になると値段は高いです.ほぼ俺の自己満足ともいえるでしょう.

ちなみに手前の,以前のってたやつは俺のロード用のピラーで椅子を限界まであげてある.

2017/02/04

神戸に出張などして焼肉食って帰ってきた.

ルリビタキはわりと毎日来るようだ.2枚めをみるとうちで風呂にはいっているらしいので,そのうちそういうのも撮影できると良いのだが.

レイモンド・スマリヤン

尊敬している学者が二人いた.そのうちの1人目の話をしよう.

レイモンド・スマリヤンはあらゆる意味で最高の魔法使いだった.彼が発明した魔法はたくさんあると思うが,その中でも今も俺が日々世話になっているのは不動点という概念で,この存在とその重要性を教えてくれたのが彼だった.

スマリヤンはガチな,つまりその分野について人類がなしうる事,その可能性を拡張するという点において最高の業績を達成しただけでなく,また,その業績が非常にシンプルであり,しかも普通の暮らしをおくる一般民間人の人々にとってもどこか根源的なところで重要性を持っているものだっただけでなく,それを一般民間人のひとたちに巧みに伝える腕をもっていたので,彼の業績を下部構造としてもっている,誰もが読んで楽しめるパズルの本もたくさん書いた.

彼の,そのパズル本を使ってゲーデルの不完全性定理を証明する,という学部生向けの授業を東工大で担当していた事もある.

スマリヤンはかの偉大なるアロンゾ・チャーチ先生の学生でもあった.学者になるまえの仕事は手品師だった.

そのレイモンド・スマリヤンが先ごろ死去したらしい.


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