CVS な GIMP


ggv-0.95

なんとなく, 0.40 からアップグレードしてみた 別にかわったところはない. kmuto さんの作った, わしの夏本(笑)の原稿を組版した pdf は読めないまま. これを読むのが目的だったんだが, なんすかね. こりゃ gs を改善しないとダメなんでしょうかね.

gimp-2000/07/03-snapshot

グレースケール画像で色付きブラシ (*.gih) を使うと死ぬ病が 6/27 に修正されているので作ってみる.

ここで, ちょっと CVS版をナニするうえで必要な tips を紹介します.

とりあえず cvs をインストールしてください. 大概でかいアーカイブにあるでしょうから, それを configure && make で インストールしてよし. また, メジャーなディストリビューションならば, 当然パッケージがあるはずですから, それをインストールしても構いません.

インストールが終ったら, つぎはソースツリーの取得だ. こんな感じ.

cvs -d :pserver:anonymous@anoncvs.gimp.org:/cvs/gnome login

これで anonymous cvs に login できる. 名前は anonymous パスワードは無しだ. ソースツリーに対する操作は cvs のセッションだからとりあえず全ては login してからなのだ. -d 以下のオプションで「リポジトリ」というものを指定する. リポジトリは環境変数 CVSROOT の値として格納することもできる. 普段 リポジトリを一個しか使わない人は CVSROOT を設定しておくのが 良いかも知れない. 詳しくは cvs の info と, そして, cvs 初体験の人には Webmasters コラム「CVS のすすめ」をどうぞ.

つぎはソースツリーを取得する.

cvs -d :pserver:anonymous@anoncvs.gimp.org:/cvs/gnome -z3 checkout gimp

zlib が無かったり cvs にリンクできなかったときは -z3 がダメかもしれないが, そんなときは -z3 無しでやってみよう. (というより zlib をインストールして から cvs をインストールし直そう) checkout というのが cvs のコマンドで, リポジトリから「モジュール」 を取り出すコマンドだ.

これでカレントディレクトリの下に gimp というディレクトリが掘られ, そこにその時点で開発者がほげり中のソースが揃うはず. なんせ, 40MBytes あるので, 全部おわるまではちょっと時間がかかるぞ.

configure スクリプトを生成する上で必要な情報は, ソースツリー中のファイル HACKING に書いてある. ここでは少しそれを補足することを書こう. ソースツリーは, configure 生成前の状態だから, aclocal, automake-1.4, gettext-10.35, autoconf-2.13 が configure script を作るのに必要なのだ. そして, 生成するために幾つかコマンドを使う.

とりあえず, 付属のスクリプト autogen.sh を実行してみよう. 運がよければ, これで使える configure が生成されるぞ. ただし, こいつはエラー処理がなってないので, ダメな configure が できても一向お構い無しにそのあまま --enable-maintener-mode とかの オプションをつけて configure を実行してくれるので, わしの経験では, かなりダメ. 使いものになるのは, 一切エラーが出ずに終了ときだけではないかと.

手でやる方が確実で, 最初はこれだ

gettextize --copy --force

これ, ちょっと意味わかってません. ごめんなさい. こういうもんらしい. ディレクトリ po/ の中に Makefile.in.in が これで生成される.

次は

aclocal

ここで gtk.m4 が見つからない というエラーが出たら, それが置いてある ディレクトリを -I オプションで指定しよう. /usr/local/share/aclocal/gtk.m4 なら aclocal -I /usr/local/share/aclocal となる. あとは

automake -a && autoconf

これで configure スクリプトができあがる. あとは, 普通に configue してビルドしてくれ.

cvs login すれば, ~/.cvspass にリポジトリのリストができる. zsh はこれからリポジトリを拾って, -d オプションのあとに補完してくれる ので, login しっぱなしにしておいて 複数のリポジトリを使い分けるときに便利だ.

最新のソースツリーに追随するには, checkout を実行した ディレクトリで

cvs -d :pserver:anonymous@anoncvs.gimp.org:/cvs/gnome update gimp
  

他にも, タグを指定したり更新履歴を取ったり, 差分 (パッチ) を生成したり あらゆる必要なコマンドが cvs には備わっているので, 試してみるのも良いかも. とりあえずの基本は ckeckout と update の無限ループと心得よ. それから, cvs login したら, なんとなく logout しないといけないような 気がするが, 全然そんな必要は無い. logout するのは cvs のパスワードを変更するときくらいかのう. ま, GIMP の anonymous アカウントの場合はどっちみちパスワードの変更とかは, 関係無いのでね. ソース自体は, 1.1.24 から本質的な変更は無いので, この記事どおり ソースツリーを取得しても, あんまり変わんないですけどね. 普通にちゃんと動いてます.


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