emacs, CVS, HiNote Ultra の電池


やほおのオークションで, わしの使っているのと同じモデルのノートが 75000円で出てて, ちょっとびっくり. 嬉しいような, でも部品どりにはちと高い気もして, 悲しいような.

emacs

うひー. アホですな. 変数 gnuserv-kill-quietly を t つうか non-nil とすれば, gnuserv なバッファを消すときにいちいち聞かれずに済みます. しかも, この変数はメニューのオプションから設定可能ですよ? 関数をいちいち上書きしたりして, 知らぬ事とはいえ, ダメすぎ.

info は何かと便利で良いんですが, 一つ寂しいところがあって, それは, 違う窓開いて info の違う場所見ようとしても, 元の窓の表示も一緒に切り替わってしまうんですな. これを, たとえば Netscape でドキュメントを見るみたいに 複数の窓で複数のドキュメントを開けるようにするのは, 簡単に出来るもんなんですかねえ.

や, もちろん もう一個 emacs を起動すればいいんですけどね, メモリさえ余ってればね.

CVS

使い始める敷居が高いという評判の CVS ですが, 恰好のドキュメントがあります. それは, 「日本の Linux 情報」の Webmasters コラム CVS のすすめ です. どれくらいおすすめかというと, わしでも使えるようになるくらい, 親切で的確に書いてあるから, ものすごくお勧めです.

あっちのホストとこっちのホストで設定ファイルが とっちらかったり上書きしてしまったり うっかり消したり昔はどうだったか知りたくなったり, そんなことは unix なんだからできるワケないと諦めてたりする人々は, 上記コラムを読んで, 直ちに CVS化するのが正解です. かなり具合の良いバックアップにもなるので, 非常にお勧めですよ!

その中に, CVSEDITOR という環境変数が紹介されている. うわー. 知らんかったよ, こんな変数. いっつも vi で changelog 書いてました. や, vi も悪くないすが, あんまり良い思い出が無いもんで.

GNOME には グラフィカルなフロントエンド pharmacy というものがありますが, で, 私もインストールしましたが, んー, イマイチよく使い方が判ってません.

ブランチとか判りやすく表示できる奴, ないかのう. つうかこの, ヱブブラウザなんかやらなくていいから, CVS な機能こそ ファイルマネージャに統合してほしい. と思っているのはワシだけだろうか? ファイルシステムがいつも undeletable であったり undo/redo できる必要は 全然ないが, 必要に応じてそういう機能を CVS みたいに追加でき, それを普段はユーザに見えない形にしておくというのは, 悪くないすよね. /tmp とか /var/tmp とかが undeletable である意味は全く無いどころか, 無用なオーバーヘッドを発生するだけだが, /etc とか /home なんかは 単に undeletable であるだけでは全く不十分ですよ?

右クリックのめぬーに「ディレクトリを一つ以前の状態に戻す」とか あったら, 最強に便利だと思いませんか? CVS は, そういう機能を一部実現してくれるのだが, そもそも用途がネットワーク越しにグループでプログラムを書くための ものなのでね.

たとえば, 個人的には, あるディレクトリ以下のパーミッションを chmod -R 000 などしたあとに, 「う. やっぱダメじゃね」 とかいって, undo できると嬉しいなあ. パーミッションは CVS の管理下に置けたっけ? む. パーミッションは CVS の知ったことじゃないようですな.

HiNote Ultra の電池

手もとに, 過放電で使えなくなったと思われる HiNote Ultra の電池があるので, これを復活させる手段をいろいろ捜していたのだが, 電池のリビジョンによっては復活させることが可能であることが 判明した. それも, ソフトウェア的な手段で. つうか, DOS のユーティリティで 復活するという. 本当かなー.

電池のモデルには形は同じでも, 内部的に幾つか種類があり, この復活の呪文が効くものと, ダメなものがあるようです. 効くタイプは, 36-441941-01.B01 と電池のラベルに書いてあるもの. ダメなのはそうじゃないやつです. 今みたら, 私の電池は36-441941-01.A01 と書いてあり, どうもダメな方 みたいでした(笑). でも, 掲示板で, 無限ループをバッチファイルで作って 呪文を唱え続けたら, ダメなモデルも復活したという記事をみかけました. ま, 電池の分解とかよりはずっと安全ですから, やってみる価値はあるでしょう. どうせタダだし.

ちょっと DOS のシステムディスクが無いんで, 今から作ってやってみましょう. 妻のマシソで

  sys a:
  

本棚を漁ったらナツメ社の MSDOS コマンドリファレンスが 出て来たので, それを見たのじゃ.

それじゃ今から, ノートを再起動します. さいなら〜

--------40分経過--------

いま, 暗黒 DOS 世界で怪しいユーティリティを起動し, 清く怪しい Linux 世界に戻って参りました. うひひ. 電池はハードウェアから認識されるようにはなりましたが, どうも私の電池は挙動不審, なんかダメだったようです.

では, 今回の次第を報告します.

  1. DEC のサイトから, HGHNU2B.EXE をダウソロードします.
  2. ヰンドウヅ でそいつをダブルクリックするなりして下さい. ヰンドウヅが無い場合は, 誰かに借りれば良いでしょう. 勝手に解凍されて, a: にドキュメントとバイナリ (REVIVE.COM) がセーブされます.
  3. ヰンドウヅ環境が全然無い場合は, ここに, 私が解凍して, 必要な準備をしてある ディスクイメージを 用意しました. セーブして,
        zcat batrevive-fdimage.gz > /dev/fd0
        
    等してください. 必要なフロッピが出来上がります(多分). これはライセンス的にアレゲですが, ま, ひとに ヰンドウヅ借りるのも, 多分, ライセンス違反でしょうからね. Linux じゃない人は, デバイスファイルの名前を適宜読み替えてください, って *BSD な方にはそれこそ ガウスに向かって数学を講義する ようなもんですが.
  4. 腐れ電池を本体に接続し, AC 電源も繋ぎます.
  5. 電源を投入し, 上記ディスクイメージのフロッピで起動します. あるいは, 正直に上記サイトからダウンロードしてきた方は, DOS で起動してから (MS-DOS モードで起動しないと, dos 窓じゃあダメかも), 自己解凍してできたフロッピに差し替えるなり してください.
  6. 起動したら,dos のプロンプトから
    revive
    とやります. DOS のシェルは unix とだいぶ違いますから, うっかり
    ./revive
    などとやらないように. あるいは,
        ./revive.com
    も不要. もちろん, コマンドの補完はありませんが, F3 でヒストリが 一個呼び出せます(笑).
  7. 以下は同梱の readme.txt にしたがって作業してください. というところですが, ここから先はそのドキュメントを若干 補足していこうと思います.
  8. 復活ユーティリティを実行すると, 注意して見ていると, バッテリの充電表示 LED が一瞬点灯し, 消えます. そして, 数秒してからバッテリの充電インヂケータが点灯します.
  9. これが, しばらく待っていると消灯してしまう場合や, 点灯しない場合は, 復活するまで 復活の呪文を唱え続けて下さい.
  10. 安定して充電インヂケータの LED が点灯していることを 確認したら, リセットボタンでシステムを shutdown します. どうせ DOS ですから 関係ないっす.
  11. 電源が落ちた状態で, LED で, 充電が進行中であることを確認してください.
  12. ここで, すぐに pc の電源を投入すると, 電池が病み上がりで うまく動きません. 再びシステムに認識されない状態になってしまいます. ここは我慢です. ドキュメントには, 「数分間待て」とあります.

うむー. やっぱりダメなモデルはダメらしいなあ. 復活の呪文で, ハードウェアが電池を認識したとおもったら, 全く充電してない電池なのに, いきなり フル充電表示になりやがる. いくらなんでも そこまで復活してないだろ. こりゃやっぱりダメみたいですな. なんとなく compaq に電話して予備電池を注文してしまいました∃. 22k円. 納期1ヵ月だそうで.

1997/02/18 以降生産されたモデルには, このワザが効くようです. 現用電池としては, このタイプが付属していました.

配付物のページ

に gmc 窓を シェルから開くヤツを追加.

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