nessus-1.0.0-pre2


なんかしばらく放置していたら, もう 1.0 は目前だ!みたいなことが 書いてあって驚きだ. 素晴らしいね.
wget -r ftp://ftp.nessus.org/pub/nessus/nessus-1.0.0pre2/
で根こそぎダウンロードし, ビルドしてみた.
  1. nessus-libraries
  2. libnasl
  3. nessus-core
  4. nessus-plugins
の順にインストールする. 特に気を付けるべきところはない. gtk_set_locale が無いので, xstuff.c の gtk_init()のまえに追加すること くらいかな.

ちゃんと動く. 全然問題なし. 穴を突つく奴は, 増えててなかなか楽しい. たとえば, まだわりと目新しい不具合である, redhat の クラスタウェブサーバの設定ツールにあった, ふざけた back door を突つくのとかが, オマケの プラグインに付いてたりするのだ.

ネットワークをあずかっていて, それをチェックしてみたい人には, いちどインストールして試してみると面白いかもしれない. 以前のバージョンよりもずっと安定して動作するし, 動作も軽快で速く, かつ, 使いやすくなっている. ヘルプなんかも出て 親切だしね.

インストールと使い始めの設定は, この記事に 書いたので, よかったらそっちも参照してくれっす. ただし, ファイルの配置は, 設定その他が PREFIX/share/nessus から PREFIX/etc/nessus に バージョン 0.99.2 のときに引っ越したので, そこらへんは適宜読み換えてね. たとえば, ありがちなアカウントと パスワードの組み合わせを試す設定は PREFIX/etc/nessus/accounts.txt である. このファイルを熱心に書いてて, ふと我にかえるといつのまにかダークサイドに 踏み込んだ自分を発見する. なんちて. クレジット画面にはかわいいロゴなんかもついていて, 良い感じ.


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