linux-2.2.15, Lesstif-0.90.7, ethereal-0.8.8


カーネル 2.2.15

が連休中に出たので, 各方面をアップグレード. IP masq の udp に関する不具合とかいうのがどうなったのか知りたいのだが, どこに載ってるのかな? カーネル関連の web とかをみるしか無いのかね? みたが, どうも要領をえない.

2.2.13 の Configure.help が手もとにあったので, それと比べている. IP_ALWAYS_DEFRAG が消えている. どうも, つねに Yになったもよう. お. UDP の masquerading に関するやつが追加されているなあ. でも make xconfig しても, そいういうオプションが出て来ないが, これはどういうわけだ? こんなオプションがあるだけ間違いの元なので, 消えたのかな? だって, こんなの N に決まってるじゃないですか. CONFIG_IP_MASQUERADE_UDP_LOOSE なんてオプション. masquerading を 使っていて, ここをY にしたほうが良い場合があるとはとても思えないが, いずれにせよ, ちゃんとココんところが有効になって コンパイルされているかどうかは, ちょっと判らん.

BugTraq なんかを見に行ってみたりしたが, こっちもいまいちよく判らん. kernelnotes の検索にはひっかからず, どこを捜せばいいのかねえ. 俺は単に, 今回のバージョンが前のとどういう風に違うのか, ということを 知りたいだけなんだけどな. パッチだけで 5MB もあり, とてもじゃないが把握できん. ちょっと見たところ, 今回の不具合を修正する 関連のコードがけっこう入っているみたいだが, よくわからん. それ見ただけで何がどうなったか判るくらいやったらええねんけどなあ.

Lesstif-0.90.7

Mozilla の lesstif バージョンでもビルドしてみるかー, とおもい, 入れてみた. わしの場合, このツールキットは, ただ xephem のためだけに存在しているので, とりあえず xephem が動けばそれでオッケーであり, ちゃんと動いているのでそれで満足. まあ, 以前使っていた 0.89.4 も十分安定していたし, Navigator の dynamic link 版も動いていた(ちょっとおかしかったけど)けど, まあ, 新しい方が何かといいだろ.

インストールは普通に configure && make だ. mozilla をビルドしてみる余裕はいまんところ, 無いのだが.

ethereal-0.8.8

プロトコルアナライザの最新. リリースは 4/18 か? これもインストールは configure && make でおわり. インストールは 4750 の permission でユーザに使えるようにした. というのは, このテのプログラムは 自分宛じゃないパケットを拾うために, ネットワークデバイスを promiscuous モードで使うわけだが, そういうことができるのは root 様だから. sudo ってこういうときに便利なのかな? インストールしてないので, よくわかんね.

付属文書によると, 理解するプロトコルが増え, メモリリークやイーサネット以外の いろんなデバイスで使ったときのバグなど様々な不具合が治っている.

うっかりパスワードを拾っちゃったりして, こういうプログラムは, 使い方を間違えると大変だね.


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