皆さんもあるでしょう. やる気の出ない仕事中に IRC とかしてるところに, いきなりボスがやってきて, ヤバかったり.
そんなとき, 一発で仕事してるようなフリができたらなぁ, と思ったことはありませんか? ということで, 作ってみました.こんな感じ
(setq boss-ga-kita-file "/usr/src/linux/kernel/sched.c")
(defun boss-ga-kita ()
(interactive)
"偽装勤勉関数. 変数 boss-ga-kita-file を偽装に使うファイル名にする."
(let* (
(boss-file (expand-file-name boss-ga-kita-file))
)
;; (setq boss-ga-kita-frame-list (visible-frame-list))
(delete-other-frames)
(delete-other-windows)
(switch-to-buffer
(get-buffer-create " emergency buffer hehehe"))
(insert-file boss-file)
(goto-char (/ (* (point-max) (random 64)) 64))))
(define-key global-map 適当なキー boss-ga-kita)
使い方は, boss-ga-kita-file の値を自分が偽装したいファイルに 設定しておき (この例では Linux のカーネルソースになっている) 関数 boss-ga-kita を適当なキーに割り当てておいて, ボスが来たら 実行します. すると, 余計なウィンドウやフレームは消滅し, マジメっぽい内容が表示され, バッファ中のテキトーな位置にカーソルが飛んで, emacs で仕事してるようなフリができます.
気に入ったら .emacs に追加するなりしておきます. define-key を やらなくても, 多分, 大抵の emacs では M-x boss で動くでしょう.
ファミ通の連載「ゲーム帝国」の単行本に 緊急避難ページというものがあり, 「教師や上司が接近したら次のページを一気に開け!」と 書いてあって開くと
経済庁発表の平成 5年度国民総生産の伸び率は 過去 10年間で最低の 1.7パーセントで中心付近の気圧は 970 ヘクトパスカルという戦後最大の深刻な米不足を示した
とか書いてあるのにヒントを得ました.