美術部探検班では、一時期毎週樹海に遊びに行ってたわけですが、 それを画像で紹介するのはこれが初めてですね。
これがいつものキャンプサイト。通称樹海1番地です。
この日は曇時々雨の予報が外れ、このように良い天気になりました。 昼間はキクイタダキとキビタキ、夕方にはオオルリとキビタキの声が、 日暮れまえにはアカハラやクロツグミが鳴きます。 夜中にはトラツグミも聞きました。 しかし、トラツグミはあまり鳴きませんでした。 昔はいっぱい居たものですが、ちょっと残念。
ナイフ。今回は食事の準備とバーナ類の点火で専ら活躍。
このように、腰(ウェスト)にまわしたスリングのカラビナからぶらさげます。 最近はもっぱら左腰に吊った鞘から右手で抜き差しするクロスドローポジションで 使っています。 鞘にはファイアスチールが付いています。使う時はカラビナから 鞘を外し、刃を抜いてファイアスチールを削って火花を飛ばすわけです。
炭素鋼のオピネルは木下君のやつ。
菌類
どうやら、虫コブらしい。ブナの葉。
クモの巣
薫製。今回のメインイベントの一つ。薫製装置は木下君の自作。 出前のオカモチを改造したもので、オカモチはカッパ橋で調達したとか。 網が段数や場所を調整して取り付けられるようになっているなど、 本格無比な構造。
ベーコン、シュウマイ、鳥まるごと、卵、チーズ、 塩ジャケなど思い付くあらゆるものを 薫製してみた。 塩ジャケ(甘塩)は何もせんでもただちにスモークサーモンになるので、 かなりオススメだ。
蛭。夜になるとこういうものも出る。
洞窟に行ってみた。久々である。
左から、溶岩鍾乳石、氷筍ふたつ、つらら。
洞窟から出て来たら、ホタルが居た。 樹海ボタル(ヒメボタル)である。 ただし、こいつらはゲンジボタルなどと違って動きが非常にスルドく素早い上に、 光りも小さいので、俺のカメラのちっこいレンズではどうせ写らないので 撮影していない。
新しいヘッデンは、 点滅モードというのがあって、本来は救助隊にうまく見付けてもらうためのものなのだが、 これを使うとホタルが勘違いしてやって来てくれた。
このように、ホタル、洞窟、薫製と愉快なイベントが三つそろった、 今回は完璧なる探検行であった。
といいたいところだが、じつは俺はテントの柱を忘れるやら何やらで、 散々だった。
過去の探検