考えない俺、動かないコンピュータ(2006/03/02)


先週の登攀

先週の登攀の記事と、 アイスアックスの研ぎ方、 および petzl-charletの先鋭的なクランポン「dart」のレビュー

2006/02/28

もう今年の冬は終りだと思うと寒くなるのはマーフィーのせい。

2006/03/02

なんかまた忙しくなって来た。カネもないし。

2日ほどまえに「考える脳考えるコンピュータ」を買った。 けっこう面白いが、 頭に血がのぼり切った書評をネット本屋でみて、それに踊らされたという印象があり、 それが無きゃもっと面白く読めた。

脳の本は依って立つ事実もさることながら、 それに味付けする著者の(悪く言えば)妄想の部分が面白さの鍵で、 池谷ゆうじさんの「進化しすぎ」はこのあたりが絶妙。 「Mind Hacks」は味が薄め。 「脳の幽霊」はちとクドめがお好きな方に。

多分「考える」は、本より著者自体の方が面白い。 あと、原題がシンプルにして本質を突いてナイスなのに対し、 邦題が意味不明にしてなさけない。つまり非常にダサい。 訳もあまり良くない。 原書を考慮すべきだった。

登攀行為

そのグループが到達可能な高度や登攀可能な難易度は、 そのグループに属する最もヘタレなメンバの到達可能な高度や 登攀可能な難易度によって決定される。

同じ事は、自転車の集団走行でも、また会社の経営でも成り立つ。

というよりむしろ、会社ってこうなんだなぁ、とつくづく思ってから、 そういえばこれ、どっかで見た事あるなぁ、と思った次第。 もっとも、俺はクライミングで「このクソが足引っ張りやがって」と思うメンバと登った事はない。 俺が足ひっぱる側になった事なら何度もあるけどなー。 墜落してハーネスにチ○コはさんだりしてなー。

などと珍しく仕事の話を書いてみた。 会社で俺がリードだったかフォローだったかは、業務上の秘密ってことで。

山スキー

山スキーどっか行きたいなぁ。どこが面白いかな。 マチガ沢滑べってる記事見て、俺も行きたくなった。 溝さんとか、行かないかな。

一ノ倉とか無理かな。本谷とか。

まぁいきなり本番はやめた方がいいな。 その前にどっかで脚ならししとかないと。 久々に八方尾根でも行くか。 天気みて唐沢岳登ったり、良いじゃないすか。

自転車は100%人力で、歩いたら絶対無理な距離を移動可能というところが、 根本的な面白さの一つとしてあると思う。 これと同様の面白さが山スキーにある。 しかも、山スキーの行動範囲は歩く以外には無理なところで、 自転車みたいにクルマや原チャリという選択肢があるわけではない。 そこで一層ありがた味が際だつわけだ。 つまりこれもまたプリミティブな乗物スポーツ。 スキーは圧倒的に静かなのも良い。 歩くより静かかもしれない。 下りは圧倒的に速く、しかも静かだから、野生動物をみかけるチャンスも飛躍的に増える。 そういえば、元々スキーは北国の猟に欠かせない道具だったのだ。

ただし、普通に自転車並に腹が減るけどな。

20万図でもぼーっと眺めるとしますかね。


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