ふ。ふ。ふ。麩饅頭(2006/03/29)


読書

ボルヘス「天国地獄百科」 先週よみおえた。 けっこう後半はダレたかも、 かなり退屈だった。 内容からすると分量は 1/3 くらいでちょうど良い感じというか。

ヴァザーリ「ルネサンス画人伝」 いま読んでいる。非常におもしろい。 おもしろおかしくしてやろう、という下世話なサービス精神が、 モロ見えなのも愉快。 おかげでけっこう口からでまかせでたらめ書いてあったりするところが、 これまたかなりウケる。 巻末の訳註を見ると、 作中言及されてはいるものの、現存していない絵画作品がけっこうあって、 そんなときにある種せつない感じをおぼえるのだが、 これはどっかで似た感じを味わったな、と思い出してみると、 「フィールドガイド 日本の野鳥」にでてくる、 絶滅種の項目を見たときに味わうやつだ。

何のことかというと、日本野鳥の会の「フィールドガイド 日本の野鳥」には、 今居る鳥だけじゃなくて、絶滅しちゃったと考えられている鳥の説明も載ってるんだ。

オガサワラカラスバト (中略) 習性:小笠原諸島に分布していたが、 1889年を最後に記録がないので絶滅したと考えられている。 採集された標本は4羽。
こんな感じでね。

造本が立派なのも良い。 箱に入ってる本なんて家にくるの何年ぶりだろ。 シャリシャリする半透明の紙かぶってるし。 箱の背が 赤 緑 青 なのも洒落てるよ。 昔の版だからか、掲載画像の印刷はかなりヘボいけど。

ただ、註が巻末なのはしんどい。人物ごとにまとめておくか、 脚注にしてほしかった。

それから、「ヒカルの碁」の、読んでなかった分を借りてきて全部読んだ。

2006/03/28

こないだからウグイスのさえずり(ほーほけきょ)が凄い。 先週3月18日に観察したときに初めて聞いたときは、 まだ調子が出てなくて、「ほーきょ」とか「ほきょ」とか変な鳴きかたしてたけど。

ウグイスは比較的よく居る鳥だが、 ヤブからまずめったに出てこないから、観察できるチャンスは少ないかも。 さえずりの時期よりも、冬場方が見るチャンスは多いのではないだろうか? 「ちゃちゃ、ちゃちゃちゃ」といいながら、 地上1mくらいのところ、薮の周辺を、尾ばねを広げて低い姿勢ですばやく移動していく 地味な鳥がウグイス。大きさはズスメくらいかな。

野川の湧き水でスズメが水浴びしていたので、 見てるとメジロが2羽やってきた。 おなじ湧き水のすこし上流でそのメジロたちも水浴びを始めた。 水から出たあと、まん丸くふくらんでいた。 メジロの顔は黄色くなっていた。ツバキの花粉でしょうか。

オオタカを久々にみた。 シレっとわしの頭上を飛び去った。地上高50mくらいかな。

カワセミをいつもの位置でみかけない。どうしたのかな。

ジョウビタキもみかけなくなった。 こちらは北の国へ旅だったのだろう。

あいかわらずシジュウカラは地上で餌をさがしている。

カエルのたまごは かえでてものすごい数のオタマジャクシが池の底に居た。 おそらく大部分はカワセミやサギの食事になる運命である。

アオゲラは居なかった。

自分の話しでいえば、 今日は花粉がひどかった。 それから、友達に電話しようとしたら、電話代払うの忘れてて、 通信止められてた。 さらに夕食で自分で作った炒めものにアタって下痢。 つまり今日は一日調子が悪かった。 まぁこんな日もある。

夕食はほいこーろ、豆腐のみそしる。 デザートに「三陽」の麩饅頭。

口語と文語

ボルヘスによると、かつて、文語は口語を補足するための存在でしかない、 とされた地域及び時代があった。

2006/03/29

吉祥寺でパン買ってきた。 ものすごい風で、帰りは52x19しか踏めなかった。

しかも往復しただけで腹がへってしまった。

山スキーでひやけした顔面の皮がむけてきた。 痒すぎ。


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