買物に自分の袋を持って行くのは、 環境を考えての事ではなく、単に、レジで貰う袋が無駄で、そういう無駄が 我慢できないから。気分が悪いからだ。
どこに行くのも自転車なのは、今月末に長野で自転車の試合があって、 それが登り一本タイムアタックなので、体重を減らして馬力を増やさないといけないからだが、 それだけじゃない。 車を買うカネも、乗る免許もないからでもある。 それに、ワシは電車が嫌いじゃ。
地球環境がどうこう、というような事は、 かつて子供時分にはよく考えた。 このまま炭酸ガスが増えていったら、しまいに金星みたいになって 暮らせなくなる、というようなことが「cosmos」に書いてあったから。 実際にその通りになってきたのはおっかない限りだ。
よくできた競争用自転車に乗っていると、 それ自体が非常に良い気分だ。 エンジンを持たず、自分の身体能力が性能に直結する、 無駄を省いた極小構成の乗物ならでは、 という味わいだ。 きっとヨットやグライダーも楽しいと思う。
そういえば先日、 腹の中のビールではなく、浸透して血液に入ったアルコールに課金ならびに 課税されているのだよ、 と自転車仲間に教わった。 なるほど、そうだったのか。
白状すれば、lisp の lambda の味わいがわかってきたのは、 ruby で block を使うようになってからだった。 それまでは、意味内容は解るが、 何にどう使えば便利でありがたいのか、 よく見当がつかなかった。 我ながら鈍い。
全然関係無いが、 λという文字は、気楽な人柄の人物が愉快な気分になって タコ踊りをしている画のように見える。
あいかわらず「これ、どう書けばいいんだろ」 という時に *scratch* バッファから始める癖が直らない。 こんな癖がついたのは、いつごろからだろう? 最初はこんなんじゃなかった。
思い出した。博士課程時分、 SICP を読んで俺も何か作ろうと思い立ち、 texのソースに書いた論理式を解析して、 ほんにゃら標準形やらポーランド記法やらに変換したソースを出力し、 ついでに真理値分析もやってくれる、 というようなものを書いた頃からだ。
そんなものを書こうという気になったそもそものきっかけは、 実は GIMP の script-fu だった。 学生時分に演習でやらされた連結リストは、 ややこしいだけで全然便利に思えなかったのだが、 いざ自分で動機を持って使ってみると、意外と便利で愉快な仕組みだな、 と思え、なんとなく elisp でも憶えてみるか、という気になったのだった。
その、自作の script-fu は自分でも散々使ったが、 上記の論理式解析コードは、書いて、動いた事に満足してしまい、 その後一度も使ってない。 そもそもそのコードを書いてから後、 コードが解析するはずだった研究論文をほとんど書いてないのだから、 出番なんかあるはずがない。
どうせ最初は *scratch* で書くんだから、 最後までそれでやればいいからλ記念日。
アシダカグモの子供かな。 大きくなると、おおかた手の平くらいになる。 よく田舎の物置とか玄関に居る。
大きくなれよ。
テントウムシ。ベランダのはからめに涌いたアブラムシにやってきた。
背中にうちの前の森が綺麗に映っている。
本当はメジロに殲滅してほしいところだが、 メジロは他にいくらでも、そしてもっとうまいたべものがあるとみえ、 うちのベランダなどは一切無視である。
吉野方面を自転車で走って来た。 同行は例によってnkgw のmyk氏。 今回は自走ではなくクルマ。 自転車はこんな感じで積載だ。
出発点は、R169 道の駅 杉の湯川上。そこから、 林道高原洞川線で五番関トンネルに向かって登る。 最初はずいぶん傾斜がある。途中、集落などもあり、 傾斜はぐっとゆるやかになり、最後にまたきつくなる。
道路脇にはこんな滝もある。
五番関トンネル。照明なし。 そこから洞川方面に降りると、山岳信仰のあれやこれやが見られて、 なかなか趣深い。 柳田系のネタが満載。
水場で給水。
洞川にある、愉快なお店。森田商店なので「モーソン」なのであろうか。
R309が大峯山系をくぐるトンネル。 長さ1.5kmほどあり、照明はゼロ。 中を走行中は、上下左右がよくわからなくなる。 宇宙飛行とはこういう気分なのだろうか。 トンネルを抜けて下る峠道は、砂がよく浮いていて、路肩崩壊箇所も幾つかあり、 狭くて傾斜の変化も著しく、非常にテクニカル。 ここで石を踏んで前輪がパンク。 今回は前回の経験が活かされて、転ばなかった。 ただ、空気ポンプが壊れてしまい、難儀した。 ポンプ付属の小型メータが、 黒ヒゲ危機一髪みたいにポヨーンと破裂して発射されてしまったのである。
トンネルを抜けて、R169に再び合流し、数キロ下がって 道の駅上北山にて昼食。
そこから林道 辻堂線にて大台ヶ原に登る。 上は標高が1500mくらいあるので、多分けっこう寒い。 少し雨も降って来て、おそらく濃いガスの中を走る事になるだろう。
そしてそのとおりになった。 辻堂線は沢沿いを離れてから稜線に出るまでが、延々と強烈な傾斜が続き、 非常に手ごわかった。 小さな野ウサギが時々、こちらを振り返りながら、 しばらく私の前を走っていた。
天気がアレなので、ここで帰ることにする。 霧はしょうがないが、ここから上は、せめて降ってない時に来よう。 ここからの下りはガスと寒さでかなり手ごわかった。 下に着く前にブレーキのゴムが無くなっちゃうんじゃないかと心配した。 が、全然そんなことはなかった。 R169 は、このあとループ橋などもあり、下り基調でスピードが出るので楽しい。 帰りに温泉入って帰宅。
距離105km 登り高度不詳(2000m少々?)
出勤途中、道路にアオダイショウが居るのをみかけた。
クルマにひかれたらよくないので、 つかまえて少し離れた叢に移動しておいた。 今日は雨。